Race
Moto2 2022
Round 14

小椋は難しい週末を乗り越え5位フィニッシュ

sm Misano World Circuit Marco Simoncelli

予選8番手から決勝に挑んだ小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が5位でフィニッシュしました。3列目からまずまずのスタートを切った小椋は、アロンソ・ロペス(+Ego Speed Up)、アーロン・カネット(Flexbox HP40)、アウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)、アルベルト・アレナス(Inde GASGAS Aspar Team)、チェレスティーノ・ヴィエッティ(Mooney VR46 Racing Team)らとトップグループを形成しました。その後、ロペスがその集団から逃げ、それを5人が追うという展開となりました。

小椋は難しい週末を乗り越え5位フィニッシュ

前半はカネットに続いて5番手でしたが、レース中盤にビエッティが転倒。2番手争いのグループは4台になり、その中で4番手に浮上しましたが、後半に入るとフェルナンデスに抜かれ、再び、5番手へとダウン。そのまま後続とのリードもキープして5位でフィニッシュしました。

優勝したのはロペスで初優勝。2位にカネット、3位にフェルナンデス、4位にアレナス。そして小椋が5位に終わったことで、小椋と1点差で総合2位にいたフェルナンデスが総合首位に浮上、4点差で小椋。総合3位にいたビエッティはノーポイントに終わったことで4位に後退、今大会2位のカネットが総合3位に浮上しました。

カネットと小椋の差は37点。フェルナンデスとの差は41点差になっています。シーズンは残り5戦。Moto2クラスのタイトル争いは一進一退の状況です。

6位にペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)、ホームGPのトニ・アルボリーノ(Elf Marc VDS Racing Team)が7位でした。

ソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、11番グリッドから決勝に挑み、オープニングラップ13番手から5周目に10番手へ。13周目に9番手にポジションを上げると、終盤、ジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)をかわし8位でチェッカーを受けました。

この結果、チームポイントでは、Red Bull KTM Ajoと2点差の2位。チームタイトルも一進一退の戦いとなっています。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
今日は表彰台争いを視野に戦いを続けました。この週末、ずっとそうでしたが上位の選手たちについていけるだけのスピードがありませんでした。リアがグリップしているときは、まだ彼らを捉えられましたが、グリップが落ち初めてからは、彼らについていくことができませんでした。残念でした。決勝ではベストを尽くしましたが、問題点はFP1から解消されませんでした。アラゴンでは初日からいい結果が残せるように集中していきます

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
いいスタートを切ってトップグループに加わろうとしましたが、僕の前を走るライダーが転倒し、それを避けるためにタイムをロス。コースに戻ろうとしたときにハイサイドを起こしかけ、さらにタイムをロスしました。その後は可能な限りプッシュしました。とても速く走ることができた周回もありました。最終的に8位でフィニッシュすることができました


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