小椋がフロントローから決勝に挑む
シーズン後半戦のスタートとなった第12戦イギリスGPは、総合3位につける小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が、フリー走行から好調な走りを見せて予選では3番手。今季2回目のフロントローを獲得しました。
シーズン前半の11戦を終えて、小椋は優勝を含む5回の表彰台獲得で総合3位です。総合1位のチェレスティーノ・ヴィエッティ(Mooney VR46 Racing Team)、総合2位のアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)が同ポイントの146点。小椋はわずか1点差の145点で2人を追っており、後半戦のスタートとなったイギリスGPでは逆転が期待されます。フリー走行、予選、そして決勝と着実にタイムとポジションを上げていく小椋だけに、決勝の走りに注目です。
チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は16番手でした。初日のフリー走行で16番手だったチャントラは、2日目のフリー走行でタイムを更新しますが20番手にダウン。Q1からの予選となりました。そのQ1でチャントラは4番手。Q2に進出を果たすと18台が出場したQ2で16番手につけました。決勝では追い上げのレースに挑みます。
シーズン前半戦の11戦を終えて、IDEMITSU Honda Team Asiaは、首位と7点差の総合2位につけています。今大会は逆転を目指します。
ポールポジションを獲得したのはフェルナンデスで今季初。決勝では今季4勝目を目指します。2番手にジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)で今季2回目のフロントロー獲得。そして3番手に小椋と続き、フロントローに並んだ3選手の差は、わずか、0.177秒でした。
以下、アルベルト・アレナス(GASGAS Aspar Team)、総合首位のビエッティ、ホームGPを迎えたジェイク・ディクソン(GASGAS Aspar Team)と続き、チャントラは、6列目16番手からの決勝となります。