Qualifying
Moto2 2022
Round 12

小椋がフロントローから決勝に挑む

gb Silverstone Circuit

シーズン後半戦のスタートとなった第12戦イギリスGPは、総合3位につける小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が、フリー走行から好調な走りを見せて予選では3番手。今季2回目のフロントローを獲得しました。

小椋がフロントローから決勝に挑む

シーズン前半の11戦を終えて、小椋は優勝を含む5回の表彰台獲得で総合3位です。総合1位のチェレスティーノ・ヴィエッティ(Mooney VR46 Racing Team)、総合2位のアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)が同ポイントの146点。小椋はわずか1点差の145点で2人を追っており、後半戦のスタートとなったイギリスGPでは逆転が期待されます。フリー走行、予選、そして決勝と着実にタイムとポジションを上げていく小椋だけに、決勝の走りに注目です。

チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は16番手でした。初日のフリー走行で16番手だったチャントラは、2日目のフリー走行でタイムを更新しますが20番手にダウン。Q1からの予選となりました。そのQ1でチャントラは4番手。Q2に進出を果たすと18台が出場したQ2で16番手につけました。決勝では追い上げのレースに挑みます。

シーズン前半戦の11戦を終えて、IDEMITSU Honda Team Asiaは、首位と7点差の総合2位につけています。今大会は逆転を目指します。

ポールポジションを獲得したのはフェルナンデスで今季初。決勝では今季4勝目を目指します。2番手にジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)で今季2回目のフロントロー獲得。そして3番手に小椋と続き、フロントローに並んだ3選手の差は、わずか、0.177秒でした。

以下、アルベルト・アレナス(GASGAS Aspar Team)、総合首位のビエッティ、ホームGPを迎えたジェイク・ディクソン(GASGAS Aspar Team)と続き、チャントラは、6列目16番手からの決勝となります。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
今日の結果はうれしいです。正直、フロントローに並べるとは思っていませんでした。今大会は、2、3人のライダーがとても速いので、彼らと一緒に走るには、もう少しペースを上げなければなりません。Moto2クラスは、グリッドがとても重要です。明日は厳しい戦いになると思うので、いいスタートを切って、最大限の力を発揮できるように全力を尽くします

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
今日はマシンのセットアップを大幅に改善したことでフィーリングがよくなりました。ラップタイムも改善されたのでうれしいです。Q1からQ2進出を果たしました。しかし、アクセルを開けすぎたりするなど、多くのミスがありました。明日は16番手からのスタートです。決勝に向けて最高のマシンを用意するために明日のウォームアップで最後の調整に挑みます。シーズンは後半戦に入り、残り9戦。明日のレースはポイントを獲得したいです


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