IDEMITSU Honda Team Asiaの2選手の表彰台に期待がかかる
今季好調なIDEMITSU Honda Team Asiaの両選手は、今大会も好調な走りを見せていますが、小椋藍はQ2で転倒を喫し8番手、ソムキアット・チャントラも転倒を喫し11番手でした。
初日FP2で8番手だった小椋は、2日目のFP3で6番手へとポジションを上げてダイレクトで2進出を果たしました。そして迎えたQ2では、最初のアタックで今大会自己ベストとなる1分36秒309をマークします。そして、さらにタイムを短縮しようとトライした次の周回に転倒を喫し8番手に終わりました。
たった一周しかアタックできませんでしたが、その最初のアタックで小椋は2番手につけていました。さらにアタックができていれば、2戦連続フロントロー、ポールポジション(PP)の可能性もあっただけに残念な予選となりました。しかし、レース用タイヤでの連続ラップではトップグループで戦えるだけのペースを刻んでおり、2戦連続表彰台と2連勝が期待されます。
チームメートのチャントラは、初日のフリー走行でトップタイムをマーク。FP3では転倒を喫し総合3番手にダウンしましたがダイレクトでQ2進出を果たしました。しかし、Q2でも転倒を喫し、思うようにタイムを更新できず11番手へとポジションを落としました。
IDEMITSU Honda Team Asiaの両選手は、ともに転倒しましたが、依然として好調で、決勝では、今季2回目のW表彰台が期待されます。
PPを獲得したのは、ペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)。2番手にジェイク・ディクソン(Autosolar GASGAS Aspar Team)、3番手にアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)と続き、フロントローに並んだ3選手のタイムはわずか0.160秒でした。8番手の小椋は、トップと0.506秒、チャントラは、0.658秒差。Moto2クラスは相変わらずの接戦となっています。