Qualifying
Moto2 2022
Round 7

IDEMITSU Honda Team Asiaの2選手の表彰台に期待がかかる

fr Le Mans

今季好調なIDEMITSU Honda Team Asiaの両選手は、今大会も好調な走りを見せていますが、小椋藍はQ2で転倒を喫し8番手、ソムキアット・チャントラも転倒を喫し11番手でした。

IDEMITSU Honda Team Asiaの2選手の表彰台に期待がかかる

初日FP2で8番手だった小椋は、2日目のFP3で6番手へとポジションを上げてダイレクトで2進出を果たしました。そして迎えたQ2では、最初のアタックで今大会自己ベストとなる1分36秒309をマークします。そして、さらにタイムを短縮しようとトライした次の周回に転倒を喫し8番手に終わりました。

たった一周しかアタックできませんでしたが、その最初のアタックで小椋は2番手につけていました。さらにアタックができていれば、2戦連続フロントロー、ポールポジション(PP)の可能性もあっただけに残念な予選となりました。しかし、レース用タイヤでの連続ラップではトップグループで戦えるだけのペースを刻んでおり、2戦連続表彰台と2連勝が期待されます。

チームメートのチャントラは、初日のフリー走行でトップタイムをマーク。FP3では転倒を喫し総合3番手にダウンしましたがダイレクトでQ2進出を果たしました。しかし、Q2でも転倒を喫し、思うようにタイムを更新できず11番手へとポジションを落としました。

IDEMITSU Honda Team Asiaの両選手は、ともに転倒しましたが、依然として好調で、決勝では、今季2回目のW表彰台が期待されます。

PPを獲得したのは、ペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)。2番手にジェイク・ディクソン(Autosolar GASGAS Aspar Team)、3番手にアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)と続き、フロントローに並んだ3選手のタイムはわずか0.160秒でした。8番手の小椋は、トップと0.506秒、チャントラは、0.658秒差。Moto2クラスは相変わらずの接戦となっています。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
FP3は昨日とセッティングを変えて挑みましたが、いい走りができたと思います。そして予選も快調にラップを重ね、1回目のアタックで今大会のベストをマークし、さらにタイムを短縮しようとした次の周回で転倒してしまいました。もう一周走れていたらと思います。タイムが接近しているので、明日の決勝は厳しいと思いますが、いつも通り、いいスタートを切って全力で挑みたいです

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
FP3は順調に走行していましたが、セッション終盤に違うことにトライして、そのときに転んでしまいました。マシンを修理して、Q2に挑みました。フロントロー獲得に向けてベストを尽くしたが、また転倒してしまいました。最終的に11番手スタートですが、ペースはとてもよく、安定しているので、明日の決勝は追い上げたいです


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