Race
Moto2 2021
Round 17

Honda勢は残念ながらリタイアに終わり、最終戦での雪辱に挑む

pt Autódromo Internacional do Algarve
Honda勢は残念ながらリタイアに終わり、最終戦での雪辱に挑む

予選9番手から今季2回目の表彰台獲得に挑んだ小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は、9番手を走行していた3周目に転倒を喫し、リタイアに終わりました。今大会は、予選ではクリアラップが取れず3列目9番グリッドでしたが、表彰台を狙える内容でした。転倒は、コース終盤の右コーナー。序盤の混戦の中でこれからペースを上げていこうかという状況での転倒でした。今季はこれまで17戦を戦いトップ10フィニッシュが12回という安定した走りを見せています。連戦となる最終戦バレンシアGPでは、今大会の雪辱に挑みます。

チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)も、19番グリッドから好スタートを切りましたが、他者と接触してリタイアに終わりました。

優勝したのはタイトル王手のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)で今季5勝目。今季7回目のPPから今季8勝目を目指したチームメートで総合2位のラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)は2位。ガードナーの18点リードは23点へと広がりましたが、最終戦バレンシアGPへとタイトル決定は持ち越されました。タイトル獲得の条件は、ガードナーが13位以内でフィニッシュすれば自力チャンピオンが決まります。

3位にはサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)で2戦連続今季5回目の表彰台を獲得しました。

以下、アーロン・カネット(QUIEROCORREDOR Aspar Team)、キャメロン・ボービエ(American Racing)、チェレスティーノ・ヴィエッティ(SKY Racing Team VR46)、ホルヘ・ナバロ(Termozeta Speed Up)、マルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)、アウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)、マルセル・シュローター(Liqui Moly Intact GP)と続き、ここまでがトップ10フィニッシュでした。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
何も言うことはありません。今日の自分のペースはトップのライダーたちと比べて、0.2~0.3秒のタイム差があり、一緒に走るには十分ではありませんでした。そのポジションをキープすることに集中しましたが、少しアクセルを開けすぎたことが原因で、転倒してしまいました。今大会は順調だっただけに、このような結果に終わり残念ですが、ポジティブなことも、ネガティブなことも受け止めたいです。この週末、懸命に働いてくれたチームのスタッフに感謝します

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
今日はタイヤの選択で悩み、最終的にソフトタイヤを選択しました。すばらしいスタートを決めることができたのですが、またしても不運が私を襲いました。他のライダーが私に接触し、それが原因で転倒してしまいました。気持ちを切り替え最終戦のバレンシアに挑みます。バレンシアでは、強い走りを見せます


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