小椋藍が9番グリッドを獲得
初日5番手と好調なスタートを切った小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が9番グリッドを獲得しました。FP3では、トップから1秒差以内に19台という接戦の中で12番手。ダイレクトでQ2進出を果たすと、予選ではクリアラップを作り出せず9番手でした。セッション終盤のアタックでは、フロントローを狙えるペースでしたがクリアラップが取れず、コース終盤でロスタイム。3列目から追い上げのレースに挑みます。
4月のポルトガルGPでは表彰台獲得を期待させる走りでしたが、他者と接触して転倒リタイア。今大会はその雪辱を果たす戦い。今季3回目の表彰台獲得が期待されます。
初日23番手だったチームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、FP3で19番手へとポジションを上げましたが、Q1からの予選となりました。17台で競われたQ1ではQ2進出にあと一歩の5番手。その時点で19番グリッドが確定しました。初日に苦戦した高速セクションのセットアップも進み、アベレージで一歩前進しました。決勝では追い上げのレースに挑みます。
ポールポジションを獲得したのは総合2位で逆転チャンピオンを狙うラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)で今季7回目。2位にはタイトル王手のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)で、タイトルを争う2人の一騎打ちの様相となりました。
3番手にはQ1からQ2に進出したファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)で今季4回目のフロントロー獲得となりました。
以下、アウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)、キャメロン・ボービエ(American Racing)、マルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)、サム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)、そして9番手の小椋藍と続き、10番手にホルヘ・ナバロ(Termozeta Speed Up)という結果でした。