Qualifying
Moto2 2021
Round 17

小椋藍が9番グリッドを獲得

pt Autódromo Internacional do Algarve

初日5番手と好調なスタートを切った小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が9番グリッドを獲得しました。FP3では、トップから1秒差以内に19台という接戦の中で12番手。ダイレクトでQ2進出を果たすと、予選ではクリアラップを作り出せず9番手でした。セッション終盤のアタックでは、フロントローを狙えるペースでしたがクリアラップが取れず、コース終盤でロスタイム。3列目から追い上げのレースに挑みます。

小椋藍が9番グリッドを獲得

4月のポルトガルGPでは表彰台獲得を期待させる走りでしたが、他者と接触して転倒リタイア。今大会はその雪辱を果たす戦い。今季3回目の表彰台獲得が期待されます。

初日23番手だったチームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、FP3で19番手へとポジションを上げましたが、Q1からの予選となりました。17台で競われたQ1ではQ2進出にあと一歩の5番手。その時点で19番グリッドが確定しました。初日に苦戦した高速セクションのセットアップも進み、アベレージで一歩前進しました。決勝では追い上げのレースに挑みます。

ポールポジションを獲得したのは総合2位で逆転チャンピオンを狙うラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)で今季7回目。2位にはタイトル王手のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)で、タイトルを争う2人の一騎打ちの様相となりました。

3番手にはQ1からQ2に進出したファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)で今季4回目のフロントロー獲得となりました。

以下、アウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)、キャメロン・ボービエ(American Racing)、マルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)、サム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)、そして9番手の小椋藍と続き、10番手にホルヘ・ナバロ(Termozeta Speed Up)という結果でした。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
FP3では強い風に悩まされましたが、Q2ではトップライダーたちにまた一歩近づくことができました。予選結果には満足しています。完ぺきなラップを取ることができませんでしたが、これは誰しも同じことだと思います。明日のレースでは、自分のベストを尽くし、集中してレースに臨みます

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
FP3は0.18秒差でQ2進出を逃してしまいました。そしてQ1でもミスも犯し、ここでも0.08秒差でQ2進出を逃しました。Moto2クラスは本当に接戦です。今日はいろいろなセットアップにトライし、フィーリングはよくなってきましたが、まだ十分ではありません。明日はミサノと同じようにスタートを決めて、可能な限りポジションを上げたいです。そうすればトップグループで十分に戦えると思います



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