Race
Moto2 2021
Round 15

小椋藍がMoto2クラスで初めてのアメリカズGPを7位フィニッシュ

us Circuit Of The Americas

予選8番手からスタートした小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は、序盤10番手とややポジションを落としましたが、その後、着実にポジションを上げて7位でフィニッシュしました。今大会はスタートで前に出られなかったことや、追い上げの途中でミスをするなど、苦しいレースとなりました。しかし、Moto2マシンで初めて経験するサーキットで、セッションをこなすごとにタイムを短縮、フリー走行で総合4番手につけた走りは大きな注目を集めました。シーズンは残り3戦。ミサノ(イタリア)とアルガルベ(ポルトガル)はMoto2マシンで走行した経験があり、表彰台、そして初優勝が期待されます。

小椋藍がMoto2クラスで初めてのアメリカズGPを7位フィニッシュ

チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、予選15番手からし烈な11位争いのグループに加わり、14位でフィニッシュしました。5台で繰り広げられた11位争い。積極的な走りをしましたが、ミスも多く、なかなかグループの前に出ることができませんでした。しかし、2年前に苦戦したサーキットで11位争いのグループに加わり大きな自信を獲得。残り3戦の走りに注目されます。

優勝したのは、2戦連続6回目のPPから3連勝を達成したラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)で今季7勝目。チームメートで総合首位のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)が転倒リタイアに終わり、34点差が9点差へ。チームメート同士のチャンピオン争いは、一段と厳しさを増すことになりました。

2位にはファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)で今季3回目の表彰台を獲得。3位にはマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)で今季7回目の表彰台獲得となりました。

以下、アウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)、トニ・アルボリーノ(LIQUI MOLY INTACT GP)、小椋と続き、8位にチャビ・ビエルゲ(Petronas Sprinta Racing)、9位にマルコス・ラミレス(American Racing)、10位にジェイク・ディクソン(Petronas Sprinta Racing)という結果でした。

15戦を終えて、総合4位のサム・ローズ(Elf Marc VDS Racing Team)から総合8位の小椋まで27点差。小椋は、残り3戦でさらに上位を目指します。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
今回は、もう少しいい結果を期待していましたが、レース序盤にミスを犯してしまい、その結果、順位を落としてしまいました。満足のいく結果とはなりませんでしたが、レースウイークを通してみればよかった部分もあり、それについては満足しています。次のミサノも引き続きがんばります

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
レース序盤は、できる限り多くのライダーを追い越すために全力でプッシュしました。しかし、何度もミスを犯してしまい14位でレースを終えました。フィーリングはとてもよかったので、次のミサノでは、自分自身も期待しています



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