Race
Moto2 2021
Round 14

小椋藍が追い上げを見せ7位でフィニッシュ

sm Misano World Circuit Marco Simoncelli

フリー走行、予選と苦戦が続いた小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が、決勝では好スタートからポジションを上げて、7位でフィニッシュしました。オープニングラップに9番手につけると、4周目にマルセル・シュローター(Liqui Moly Intact GP)をかわし8番手へ。さらに前を走るアウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)に追いつき、し烈な7位争いを繰り広げました。

小椋藍が追い上げを見せ7位でフィニッシュ

その後、5位を走るマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)を先頭にアウグスト・フェルナンデス、小椋、チャビ・ビエルゲ(Petronas Sprinta Racing)と一つのグループを形成しますが、ほとんど同じタイムで周回を重ね、小椋は7位でチェッカーを受けました。

フリー走行、予選の苦しい走りからは一歩前進しましたが、トップグループで戦うためには、さらに前進する必要があります。1カ月後には再び、このサーキットで第16戦エミリア=ロマーニャGPが開催されますが、ミサノでの2回目のレースに向けて大きなステップを刻みました。

チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、18番グリッドから15番手争いのグループに加わり、後半には16番手までポジションを上げますが、ラスト3周となった23周目に転倒を喫し、リタイアとなりました。

優勝したのは今季5回目のポールポジションを獲得し、決勝でも快調にラップを刻んだラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)で今季6勝目。2位にはチームメートで総合首位のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)で、アラゴンGP、サンマリノGPで連続2位となり、ポイント差は37点となりました。

予選5番手から中盤にトップに浮上したアーロン・カネット(Inde Aspar Team)が3位になり、今季5回目の表彰台に立ちました。

以下、マルコ・ベツェッキ、アウグスト・フェルナンデス、小椋、チャビ・ビエルゲ、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)、チェレスティーノ・ヴィエッティ(SKY Racing Team VR46)が10位でした。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
とてもタフなレースでした。序盤からラストラップまでかなり限界を感じていましたが、最終的には7位でフィニッシュすることができました。レース中のベストラップは予選タイムに近いもので、ペースも悪くなく、今回はトップから6.2秒差でのゴールでした。悪くはありませんが、まだ十分ではありません。これからオースティン、そしてミサノと続きますが、ミサノは2回目のレースとなるので、今回の経験を活かしたいと思います

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
厳しい週末になりました。ポイントを獲得したいと思い、ラスト3周までプッシュしました。何人かのライダーを追い抜けると確信したのですが、ミスを犯してしまいました。13コーナーに少しオーバースピードで入ってしまい、ラインをキープしようとしたのですが、フロントのグリップを失いました。ちょっと運が悪かったです。10月にはまたミサノに戻って来るので、その時はもっといい走りをしたいです


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