Qualifying
Moto2 2021
Round 14
小椋が12番手から決勝に挑む
Misano World Circuit Marco Simoncelli
不安定な天候の中で、2セッションともにウエットコンディションとなった初日のフリー走行で28番手と厳しいスタートとなった小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が、ドライコンディションとなったFP3で12番手へとタイムを上げ、ダイレクトでのQ2進出を果たしました。そしてQ1からの4台を加えた18台によるQ2では、FP3のタイムを0.431秒短縮して12番手へとポジションを上げました。しかし、安定したラップを刻めていないことから、ウォームアップで最後の調整に挑み、追い上げのレースに挑みます。
チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、ウエットコンディションとなった初日のフリー走行で4番手と快調な走りを見せました。ドライコンディションとなったFP3でも13番手につけて、ダイレクトでQ2進出を果たしましたが、Q2ではミスも多く、18番グリッドとなりました。しかし、コース攻略に大きく前進した2日間だけに、決勝での追い上げに期待されます。
ラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)で今季5回目のPPを獲得。2番手にサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)、3番手にアウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)。総合首位のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)が4番手、アーロン・カネット(Kipin Energy Aspar Team)が5番手、ホルヘ・ナバロ(+EGO Speed Up)が6番手と続きました。
今大会は初日がウエット、2日目がドライとなり、セットアップの時間が短かったこともあり、決勝は予想のつかない戦いになりそうです。