Race
Moto2 2021
Round 12

Moto2ルーキーイヤーの小椋藍が9位フィニッシュ

gb Silverstone Circuit

シルバーストーンを初めてMoto2マシンで走る小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が、予選14番手から9位でフィニッシュしました。

Moto2ルーキーイヤーの小椋藍が9位フィニッシュ

オープニングラップに11番手へとポジションを上げた小椋は、レース中盤に先行するジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)をパスして10位へ。その後、先行するラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)が転倒たことで9位に浮上し、チェッカーを受けました。今大会は初日、2日目とロングコースのシルバーストーンに苦戦しましたが、決勝レースでは、予選ベストに匹敵するタイムで連続周回し、大きな進歩を見せました。

チームメートで18番グリッドからポイント獲得を狙ったソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、序盤にミスをして21番手へとポジションを落とします。その後、ポジションをばん回しますが17位でフィニッシュ。ポイント獲得を果たせませんでした。ハイスピードサーキットのため、小さなミスがポジションダウンにつながり、追い上げるのに苦労します。今回の教訓を次戦以降に活かす意気込みです。

優勝したのはレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)で今季4勝目。ポールポジション獲得のマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)とのし烈なバトルを制しました。3位にはホルヘ・ナバロ(Lightech Speed Up)で、今季ベストの2番グリッドから今季初表彰台獲得の3位でチェッカーを受けました。

4位には地元の声援を受けたサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)。5位にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)、6位にアウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)、7位にアーロン・カネット(Kipin Energy Aspar Team)、8位にチャビ・ビエルゲ(Petronas Sprinta Racing)、そして9位に小椋と続き、優勝したレミー・ガードナーから小椋までの差は約12秒。激しいバトルはありませんでしたが、ワンミスで順位が変わるサーキットだけに、緊張感あふれるレースとなりました。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
正直なところ、今日の結果は期待した以上のものでした。今週の状況を考えると、9位はベストポジションだったと思います。レースはよかったです。他のほとんどのライダーたちと同じハードタイヤをリヤに選択し、ソフトタイヤを履いたQ1とQ2と同等のタイムを出すことができました。ラップタイムもコンスタントでした。トップ10でこの週末を終えることができてとてもよかったと思います

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
レース序盤、混戦の中でタイムをロスし、多くのミスを犯してしまいました。その後、ベストラップを刻み、なんとかばん回しようとしたのですが、最終的には、またポジションを落としてしまい、ポイントを獲得することができませんでした。厳しい週末でしたが、今回の経験を次戦のアラゴンで活かしたいです。次戦はいい走りができると信じています


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