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Moto2 2021
Round 12

小椋藍が2戦連続の表彰台を目指す

gb Silverstone Circuit

レッドブル・リンクで開催された2連戦で、5位&3位を獲得し調子を上げている小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が、2戦連続表彰台獲得、そして念願のグランプリ初優勝に挑みます。昨年は大会がキャンセルされており、シルバーストーンを走るのは2年ぶり。Moto2クラスのマシンでは初めてなりますが、ハイスピードコースのレッドブル・リンクで見せた走りは、シルバーストーンでも十分に期待が持てます。

小椋藍が2戦連続の表彰台を目指す

前戦オーストリアGPを終えて、ヨーロッパの拠点となるスペイン・バルセロナに戻った小椋は、自転車トレーニングなどで体調を整えてきました。Moto3時代の19年は、大集団の戦いの中で10位でフィニッシュしています。Moto3クラスに比べてMoto2クラスは、ライダーのスキルが結果に大きく反映されます。Moto2クラスのデビューシーズンですが、レースをこなすごとに成長する小椋の走りに注目です。

チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、前戦オーストリアGPで今季ベストの7番グリッドから、ベストリザルト更新となる5位でフィニッシュしました。レッドブル・リンクの2連戦では、予選決勝ともにすべてシングルと好調で、今大会もベストリザルトの更新が期待されます。

19年大会は、予選19番手、決勝ではポイント獲得圏内でバトルを繰り広げて16位でした。Moto2マシンで2回目となる今年は、一気に上位を狙います。

Moto2クラスは11戦を終えて、総合首位のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)が206点、総合2位のラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)が187点、総合3位のマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)が159点、総合4位のサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)が114点と続いています。

そして、総合5位のアーロン・カネット(Aspar Team Moto2)から大接戦となっています。カネット83点、総合6位のアウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)が82点、総合7位のファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)と総合8位の小椋が80点と同ポイントで続いています。ここからの後半戦の戦いに注目されます。

総合9位のマルセル・シュローター(LIQUI MOLY INTACT GP)が72点、総合10位のシャビ・ビエルゲ(Petronas Sprinta Racing)が59点。前戦オーストリアGPでベストリザルト獲得のチャントラは、35点で総合15位。総合ポイントでさらに上位を目指します。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
シルバーストーンはMoto2マシンで初めて走るサーキットですが、このマシンにかなり慣れてきたので、できる限り早くサーキットに合わせられることを願っています。昨年はこのサーキットに行っていないので、再びここで走行するのが楽しみです。いつものようにベストを尽くします

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
今週末はシルバーストーンでイギリスGPが開催されます。このサーキットを走るのは2回目です。前回は2019年で、このときは少し難しいサーキットでした。今回はいろいろもっとよくなった状態で大会に挑むことになります。オーストリアのレースと同じプランで取り組み、ベストを尽くします

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