Race
Moto2 2021
Round 11

小椋藍が初表彰台を獲得、ソムキアット・チャントラも自己ベストの5位

at Red Bull Ring - Spielberg

Moto2クラスは、ルーキーの小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が、2戦連続フロントローとなる3番手から好走し、初表彰台獲得の2位でフィニッシュしました。

小椋藍が初表彰台を獲得、ソムキアット・チャントラも自己ベストの5位

オープニングラップはサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)、ラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)に続いて3番手。予選通りの順位となりますが、3周目にラウル・フェルナンデスが首位に浮上。小椋も5周目にロースを抜いて2番手に浮上するとラウル・フェルナンデスを追撃しました。2人の差は、0.5秒前後と緊迫した状態が続きますが、ともに最終ラップまで1分29秒台でラップを刻むハイレベルな戦いでした。

Moto2クラスにデビューして11戦目にして初表彰台を獲得した小椋は、これまで何度も表彰台に手が届きそうな戦いをしてきただけにうれしい表彰台獲得となりました。これでランキングも一つ上がり8位。総合5位のアーロン・カネット(Aspar Team Moto2)と3点差に迫りました。

優勝したラウル・フェルナンデスは、これで4勝目。今大会7位に終わったレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)との35点差を19点差へと縮めました。アウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)が、オランダGP、そしてレッドブル・リンクでの2連戦で連続3位になり、今大会を終えて総合8位から総合6位へ浮上しました。4位には今シーズン4回目のポールポジションを獲得したロース。そして小椋藍のチームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)が今季ベストグリッドの7番手からベストリザルトの5位でフィニッシュしました。

今大会、チャントラはロングランに集中したことでリズムをつかみました。決勝レースも好スタートを切るとオープニングラップ7番手。それからチェレスティーノ・ヴィエッティ(SKY Racing Team VR46)とし烈なバトルを繰り広げ、ヴィエッティに先着してベストリザルトを獲得しました。

総合首位のガードナーが7位、カネットが8位、トーマス・ルティ(Pertamina Mandalika SAG Team)が9位、前戦スティリアGPで優勝のマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)が10位という結果でした。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
Moto2では初めての表彰台獲得だったので、とてもうれしいです。Moto2で戦うようになり、チームは全力でサポートしてくれています。今日は表彰台に立って、結果で返すことができました。とてもよかったです。レースはとてもタフでした。ラウル選手が、レースの序盤からプッシュしたことで何度も限界の走りになりました。後半、彼を捕らえる走りを見つけたと思ったのですが、彼は残り5ラップ、特別な走りになり、追い抜くことが無理だと感じました。今日の2位という結果はよかったですが、満足はしていません。これからも前進していきたいです

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
今日はとてもうれしいです。5位という結果は、期待したもの以上でした。一緒に戦うチームスタッフ、そしてすべての人に感謝します。次のレースでも今日のようなレースを続けたいです。レッドブルリンクは、セクター1と2、そして4にある、たくさんの右コーナーと、それに続く長いストレートが、ブリラムのように感じました。そして今日はとても暑く、母国、タイのレースのようでした


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