Qualifying
Moto2 2021
Round 10

小椋藍がMoto2クラスで初のフロントロー獲得

at Red Bull Ring - Spielberg

Moto2クラスは、IDEMITSU Honda Team Asiaの小椋藍が、Moto2クラスで初のフロントロー2番手を獲得しました。今大会は、初日のフリー走行で8番手につけると、午前中に行われたFP3で7番手へとポジションを上げて、ダイレクトでQ2に進出しました。

小椋藍がMoto2クラスで初のフロントロー獲得

Q2は、Q1からの4台を加えて18台で行われ、小椋は終盤トップに浮上しました。そのまま初PP(ポールポジション)獲得が期待されましたが、総合首位につけるレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)がタイムを更新。わずか0.121秒差で2番手でした。しかし、安定したラップを刻んでおり、決勝では初表彰台はもちろん、初優勝も期待されます。

チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)も9番グリッドを獲得し、IDEMITSU Honda Team Asiaの2人がそろってシングルグリッドを獲得しました。チャントラは大接戦となった初日のフリー走行で17番手でしたが、FP3では13番手へとポジションを上げてダイレクトでQ2進出を果たし、Q2では9番手へとポジションを上げました。

IDEMITSU Honda Team Asiaの両選手がそろってシングルグリッドを獲得するのは、第7戦カタルニアGP以来、今季2度目。決勝では両選手ともにベストリザルトが期待されます。

PPを獲得したガードナーは、今季3回目。3番手にはマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)で、今季4回目のフロントロー獲得となりました。

以下、総合2位につけるラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)が4番手、アーロン・カネット(Aspar Team Moto2)が5番手、アウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)が6番手、サム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)が7番手、ロレンソ・ダラ・ポルタ(Italtrans Racing Team)が8番手、そしてチャントラと続きました。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
初めてフロントローを獲得することができて満足しています。今週は、FP1から順調に走ることができました。これはとても重要なことです。今朝のFP3で、少しセットアップを変更し、それで大きく前進することができました。Q2は、走り出しからリズムがよくて2番グリッドを獲得することができました。自分を支えてくれているクルー、そしてチームのみんなに感謝します。明日、もし雨になったら、とてもチャレンジングなレースになると思うし、いろんなことを学ぶ一日になると思います

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
自分の好きなサーキットで、トップ10に入ることができて、とてもうれしいです。今日はマシンの状態はとてもよかったのですが、自分のミスで9番手に終わってしまいました。明日のレースは、バトルを楽しみ、安定したペースで走りたいです。天気予報は雨ですが、ウエットコンディションは好きなので、もし雨になったら、いいレースができると思います


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