小椋藍がMoto2クラスで初のフロントロー獲得
Moto2クラスは、IDEMITSU Honda Team Asiaの小椋藍が、Moto2クラスで初のフロントロー2番手を獲得しました。今大会は、初日のフリー走行で8番手につけると、午前中に行われたFP3で7番手へとポジションを上げて、ダイレクトでQ2に進出しました。
Q2は、Q1からの4台を加えて18台で行われ、小椋は終盤トップに浮上しました。そのまま初PP(ポールポジション)獲得が期待されましたが、総合首位につけるレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)がタイムを更新。わずか0.121秒差で2番手でした。しかし、安定したラップを刻んでおり、決勝では初表彰台はもちろん、初優勝も期待されます。
チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)も9番グリッドを獲得し、IDEMITSU Honda Team Asiaの2人がそろってシングルグリッドを獲得しました。チャントラは大接戦となった初日のフリー走行で17番手でしたが、FP3では13番手へとポジションを上げてダイレクトでQ2進出を果たし、Q2では9番手へとポジションを上げました。
IDEMITSU Honda Team Asiaの両選手がそろってシングルグリッドを獲得するのは、第7戦カタルニアGP以来、今季2度目。決勝では両選手ともにベストリザルトが期待されます。
PPを獲得したガードナーは、今季3回目。3番手にはマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)で、今季4回目のフロントロー獲得となりました。
以下、総合2位につけるラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)が4番手、アーロン・カネット(Aspar Team Moto2)が5番手、アウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)が6番手、サム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)が7番手、ロレンソ・ダラ・ポルタ(Italtrans Racing Team)が8番手、そしてチャントラと続きました。