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Moto2 2021
Round 10

小椋藍は得意のレッドブル・リンクで初表彰台を狙う

at Red Bull Ring - Spielberg

Moto2クラスは、前半の9戦を終えて、総合首位のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)が184点、総合2位のラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)が153点、総合3位のマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)が128点と、上位3選手がリードを広げています。

小椋藍は得意のレッドブル・リンクで初表彰台を狙う

以下、総合4位のサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)が99点、総合5位のファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)が73点、総合6位のマルセル・シュローター(Liqui Moly Intact GP)が66点と続き、49点を獲得し総合11位の小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)までが大接戦となっています。

Moto2ルーキーの小椋は着実にMoto2マシンを乗りこなし、9戦を終えて第2戦ドーハGPの5位を最高位に5回のシングルフィニッシュを達成しています。これまで3度の転倒を喫していますが、いずれも完走していればシングルフィニッシュは確実だったレースで、着実にMoto2マシンを乗りこなしています。トップとのタイム差も着実に縮まっており、初表彰台獲得が視野に入ってきました。

Moto3クラスで戦った昨年の大会は、オーストリアGPで4位、スティリアGPで3位表彰台に立っています。レッドブル・リンクをMoto2マシンで走るのは初めてとなりますが、2週連続の開催は小椋にとって追い風になりそうです。

チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、ヨーロッパラウンドに入って着実に結果を残しています。第5戦フランスGPで12位、第7戦カタルニアGPで9位、第9戦オランダGPで11位と3戦でポイントを獲得。フリー走行、予選の走りを結果につなげています。19年のオーストリアGPでは初フロントロー獲得の3番手から決勝12位。昨年のオーストリアGPでも13位。高速サーキットでの大接戦の中で好走をみせており、この2連戦は今季ベストが期待されます。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
5週間ぶりにレースに戻ることができてとてもうれしいです。Moto2マシンではレッドブル・リンクを走ったことがないので、どんなふうに攻略していけるのか、まだ分かりません。でも、Moto3で走ったときは好きなサーキットだったので、Moto2マシンでも同じような感じで前進していけることを願っています。とてもいい夏休みを過ごすことができました。いい形でシーズン後半をスタートし、目標達成に向けて全力を尽くしたいです 

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
今週末はいつもと同じプランで仕事に取り組みます。今週はマシンに何か変化があるかもしれませんが、FP1とFP2で様子を見たいと思います。夏休みの間は、家に帰って家族に会うことができたのでよかったです。これからレースに戻ります。強くなるための力を蓄えて、オーストリアに戻れるのがうれしいです 

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