Practice
Moto2 2021
Round 10

小椋が初日8番手

at Red Bull Ring - Spielberg

Moto2クラスは、トップから1秒差に22台がひしめきあう大接戦となり、小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は初日8番手と好調なスタートを切りました。レッドブルリンクをMoto2のマシンで初めて走る小椋は、FP1は1分31秒台で走行を開始すると、1分30秒台、1分29秒台と着実にタイムを短縮し6番手。ウエットからドライコンディションになったFP2は1分29秒台までタイムを上げますが、微妙なコンディションのためタイムを短縮することができませんでした。しかし、初日の2回のセッションでフィーリングを掴んだことで、土曜日のFP3と予選の走りに注目されます。

小椋が初日8番手

チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)も、着実にメニューを消化し、大混戦の中で17番手。初日の課題はブレーキングで、2日目のFP3では、この課題の解消につとめ、ダイレクトでのQ2進出を目指します。一昨年の大会(2019年)では3番手と初フロントローを獲得しています。今年も今シーズンのベストグリッドを目指します。

トップタイムをマークしたのはマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)。2番手にアウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)、3番手に総合首位のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)と続き、フロントローに並んだ3選手のタイムは0.129秒でした。

以下、サム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)、アーロン・カネット(Aspar Team Moto2)、6番手のトーマス・ルティ(Pertamina Mandalika SAG Team)は今季ベスト。7番手にロレンソ・ダラ・ポルタ(Italtrans Racing Team)、そして8番手に小椋と続きました。レッドブルリンクのMoto2クラスのアベレーシは175km/h台。シーズンを通じてもっともハイスピードなサーキットなだけに、FP3、予選と厳しい戦いが予想されます。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
オランダGPから5週間、Moto2のマシンに乗っていなかったので、FP1は少し不思議な感じがしました。しかし走行を重ねるにつれ、少しずつフィーリングが戻り、ペースを上げていくことができました。FP1はあまりタイムを期待していませんでしたが6番手。FP2はウエットからドライという難しいコンディションでしたが、全般的にはいい一日だったと思います。明日のFP3、予選もしっかり走りたいです

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
今日は両セッションともにドライコンディションとなり、計画していたプランを消化することができて、とてもよかったです。ロングランを行い、マシンとタイヤ、そして自分自身のコンディションをチェックすることができました。午後のFP2は、思ったように機能しない部分があり、少しセットアップを変更しました。今日はブレーキングがうまく行かなかったので、明日は一度ベースのセットに戻してみようと思います。これでラップタイムの改善が出来ればと思っています。Q2へ進むには、今日のタイムであと0.12秒。がんばります



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