Practice
Moto2 2021
Round 9

チャントラが6番手と好発進。小椋は習熟に時間を割いて27番手

nl TT Circuit Assen

Moto2クラスも不安定なコンディションとなり、FP1はドライコンディションでしたが、FP2はウエットになりました。そのためIDEMITSU Honda Team Asiaの小椋藍は、タイムを更新するチャンスを逃し、27番手で初日を終えました。

チャントラが6番手と好発進。小椋は習熟に時間を割いて27番手

Moto2初年度の小椋は、初日のフリー走行でマシンとコースの確認に集中し、2日目のフリー走行と予選でタイムを上げていくというのが戦略となっています。FP1では高速セクションでのマシンの旋回性に苦戦して27番手。FP2でタイムとポジションを上げる作戦でしたが、セッション開始からウエットコンディションとなり、タイムを更新するチャンスを逃しました。FP3ではタイム短縮とポジションアップに挑みます。

チームメートのソムキアット・チャントラは、FP1から積極的な走りを見せて6番手。不安定なコンディションとなったFP2でも11番手と元気いっぱいの走りでした。第7戦カタルニアGPでは今季ベストの9位。初めて走った前戦ドイツGPはコース攻略に苦戦して18位でしたが、今大会は順調にコース攻略を果たしました。

トップタイムをマークしたのはアウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)で今季初。2番手には総合2位のラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)。3番手には総合首位のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)と続きました。


Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
午前のFP1から、とてもフィーリングがよく、気持ちよく走ることができました。前戦ドイツGPからのセットアップがとてもうまく機能しています。旋回性に少し問題が残っていますが、全体的には順調です。午後のFP2では、雨が降ってきたこともあり、予定していた作業を進めることができませんでした。しかし、雨の中でも、フィーリングはとてもよかったです。明日は、ドライで走れることを期待します

Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
FP1とFP2では、全く異なるコンディションでの走行となりました。FP1はとても苦労しました。高速コーナーでの旋回性に苦戦しました。バイクとライディングスタイルがフィットしていないのかもしれません。午後は、テストしようと思っていたことが、雨が降ってきたことでできなくなりました。今回、初めて雨の中でMoto2のバイクに乗りました。ウエットでのバイクの理解を深めるために、もっと周回を重ねる必要があります



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