コース習熟に時間を費やし、小椋藍が20番手、チャントラが24番手に
ザクセンリンクをMoto2マシンで走るのが初めてとなったIDEMITSU Honda Team Asiaの小椋藍とソムキアット・チャントラは、一日、コース攻略に努めました。
前戦カタルニアGPで6位争いを繰り広げるも転倒リタイアに終わった小椋藍は、今大会も好調ですが、FP2で転倒を喫したことで20番手でした。転倒者が多く、なかなか自分のリズムで走れなかったことも影響しましたが、Moto3時代は、このコースで快走を見せているだけに、2日目のFP3と予選での巻き返しに期待されます。
前戦カタルニアGPで今季ベストグリッドの9番手からベストリザルトとなる9位でフィニッシュしたチャントラも、初コースのザクセンリンクに苦戦して24番手でした。FP1はコースを覚えることに専念して28番手。FP2では22番手までポジションを上げましたが、総合24番手でした。2日目のFP3、そして予選では、小椋とともに上位を目指します。
トップタイムをマークしたのは総合首位のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)。2番手に総合2位のラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)と、今季好調な2人が好スタートを切りました。3番手にはファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)。4番手に総合4位のサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)。
以下、チャビ・ビエルゲ(Petronas Sprinta Racing)、アウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)、シモーネ・コルシ(MV Agusta Forward Racing)、マルセル・シュローター(Liqui Moly Intact GP)、トニ・アルボリーノ(Liqui Moly Intact GP)、トーマス・ルティ(Pertamina Mandalika SAG Team)と続き、ここまでがトップ10でした。