Practice
Moto2 2021
Round 7

小椋藍が9番手で好調なスタートを切る

es-ct Circuit de Barcelona-Catalunya

Moto2クラスは今大会も接戦となり、トップタイムをマークしたラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)から1秒差に20台という厳しい戦いとなりました。その中でIDEMITSU Honda Team Asiaの小椋藍が、FP1で15番手。気温も路面温度も上がったFP2は全体的にタイムが伸びませんでしたが、小椋はFP1より0.425秒タイムを短縮し、FP2で7番手、総合で9番手へとポジションを上げました。土曜日のFP3ではダイレクトでのFP3進出をキープし、予選では初のフロントローを目指します。

小椋藍が9番手で好調なスタートを切る

チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、FP1では小椋とほぼ同じタイムで18番手でしたが、FP2では転倒を喫してタイムを更新できず、24番手へと後退しました。しかし、イタリアGPの前に2日間、小椋とともにカタルニア・サーキットでの合同テストに参加しており、土曜日のフリー走行、予選では、そのデータを活かし、Q2進出とベストグリッドを目指します。

トップタイムをマークしたラウル・フェルナンデスは、FP1は4番手でしたが、気温、路面温度が上昇したFP2では、ただ一人1分43秒台に入れてタイムを更新し、トップに浮上しました。2番手にはアウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)、3番手にサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)、4番手に総合首位のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)と続き、トップ4のタイム差がわずか0.169秒でした。

5番手にマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)、6番手にチャビ・ビエルゲ(Petronas Sprinta Racing)、7番手にヘクター・ガルゾ(Flexbox HP40)、8番手にボ・ベンシュナイダー(Pertamina Mandalika SAG Team)と続き、トップから0.617秒差で小椋藍が9番手、10番手にはアーロン・カネット(Inde Energy Aspar Team)でした。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
今日の結果には満足しています。ムジェロと比べて、トップライダーとのタイム差を詰められたので、とてもよかったです。ルマンの後、ここで2日間のテストをしているので、セットアップの方向性が分かっていました。それでも出だしはとても難しかったです。しかし、ラップするごとにトップとの差を詰めることができました。明日も引き続きがんばって走ります

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
FP1は、テストのときのセットアップの確認に費やしました。FP2では、エンジンブレーキの調整をメインに、いくつかセットアップを変更しました。しかし、2回目にコースインしたときにターン7で転倒してしまいました。原因は分かりません。ただ、左コーナーに問題があり、フロントのグリップが十分ではありませんでした。今日は不運でした。しかし気持ちを切り替えて明日に挑みたいです



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