Qualifying
Moto2 2021
Round 6

小椋藍が初めてのムジェロで12番手

it Autodromo del Mugello

ムジェロで初めてレースを行うIDEMITSU Honda Team Asiaの小椋藍は、初日25番手と出遅れましたが、2日目のフリー走行で13番手へとポジションを上げてダイレクトでQ2進出を果たしました。

小椋藍が初めてのムジェロで12番手

そして迎えた予選Q2では、さらにひとつポジションを上げて12番手でした。初日1分53秒041だった小椋は、FP3では1分51秒880へ。そしてQ2では1分51秒884。それでもトップとのタイム差は1.161秒。決勝日のウォームアップ、そして決勝でトップとの差を縮めていく意気込みです。

チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、初日13番手と好調な走りを見せましたが、FP3では初日の転倒の影響もあり、着実に走ったことで22番手へと後退しました。そのためQ1からの予選となりましたが、Q1では1分51秒台へとタイムを短縮し、2番手でQ2進出を果たしましたが、タイムを更新できず18番グリッドが確定しました。

しかし、小椋、チャントラともに初めて経験するムジェロを着実に攻略しています。決勝では追い上げのレースが期待されます。

ポールポジションを獲得したのは、総合2位のラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)で2戦連続。2番手に総合4位のサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)。3番手にホルヘ・ナバロ(MB Conveyors Speed Up)で今季ベストグリッドを獲得しました。

以下、4番手には総合首位のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)、5番手にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)、前戦フランスGPでベストリザルトの4位を獲得のトニ・アルボリーノ(Liqui Moly Intact GP)がベストグリッド獲得の6番手と続きました。

7番手には総合3位のマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)、8番手にチャビ・ビエルゲ(Petronas Sprinta Racing)、9番手にマルセル・シュローター(Liqui Moly Intact GP)、10番手にジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)という結果でした。



Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
今日の結果には満足しています。FP3では、マシンも自分も大きく前進することができました。ラップタイムもよく、正直なところ、思った以上でした。Q2では雨が降り始めてしまい、最初の2ラップは、思いきり走ることができませんでした。難しい状況になったことで、それまでの勢いを取り戻すことができず、セッションを終えてしまいました。しかし、全体的にはいい一日だったと思います。コース上の一つのセクターで、どうしてもタイムをロスしているので、レースは厳しい戦いになると思います。明日はウイークポイントを克服できるようにしたいです

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
FP3では、コース攻略に努め、ミスを繰り返さないように周回を重ねました。Q1はマシンは完ぺきでしたが、セッション終了間際に雨が降り始めてきました。少し怖かったのですがしっかりタイムを出したことでQ2に進むことができました。Q2では少し問題が出てしまったのですが、フィーリングはよく、明日の準備はできています。レースでもしっかりと走りきりたいです


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