小椋藍が初めてのムジェロで12番手
ムジェロで初めてレースを行うIDEMITSU Honda Team Asiaの小椋藍は、初日25番手と出遅れましたが、2日目のフリー走行で13番手へとポジションを上げてダイレクトでQ2進出を果たしました。
そして迎えた予選Q2では、さらにひとつポジションを上げて12番手でした。初日1分53秒041だった小椋は、FP3では1分51秒880へ。そしてQ2では1分51秒884。それでもトップとのタイム差は1.161秒。決勝日のウォームアップ、そして決勝でトップとの差を縮めていく意気込みです。
チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、初日13番手と好調な走りを見せましたが、FP3では初日の転倒の影響もあり、着実に走ったことで22番手へと後退しました。そのためQ1からの予選となりましたが、Q1では1分51秒台へとタイムを短縮し、2番手でQ2進出を果たしましたが、タイムを更新できず18番グリッドが確定しました。
しかし、小椋、チャントラともに初めて経験するムジェロを着実に攻略しています。決勝では追い上げのレースが期待されます。
ポールポジションを獲得したのは、総合2位のラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)で2戦連続。2番手に総合4位のサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)。3番手にホルヘ・ナバロ(MB Conveyors Speed Up)で今季ベストグリッドを獲得しました。
以下、4番手には総合首位のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)、5番手にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)、前戦フランスGPでベストリザルトの4位を獲得のトニ・アルボリーノ(Liqui Moly Intact GP)がベストグリッド獲得の6番手と続きました。
7番手には総合3位のマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)、8番手にチャビ・ビエルゲ(Petronas Sprinta Racing)、9番手にマルセル・シュローター(Liqui Moly Intact GP)、10番手にジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)という結果でした。