Preview
Moto2 2021
Round 6

小椋藍とソムキアット・チャントラが自身初のムジェロに臨む

it Autodromo del Mugello

IDEMITSU Honda Team Asiaの小椋藍とソムキアット・チャントラは、今大会、初めてムジェロを走ります。19年、Moto2クラスにデビューしたチャントラ、Moto3クラスにデビューした小椋は、ともにフランスGPでケガをし、続くイタリアGPを欠場しています。昨年、大会がキャンセルされたことから、ともにデビュー3年目にして初めてムジェロを経験することになります。

小椋藍とソムキアット・チャントラが自身初のムジェロに臨む

これまで5戦を終えて小椋は、第2戦ドーハGPの5位を最高位にシングルフィニッシュが3回。今大会、初めて走るムジェロをどう攻略するのか注目されます。チームメートのチャントラも前戦フランスGPで12位と、今季初めて2人揃ってポイント獲得しましたが、今大会は2戦連続でのポイント獲得とベストリザルトが期待されます。

総合首位にはレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)で89点。5戦を終えてまだ優勝はありませんが4戦で表彰台獲得と安定した走りを見せています。総合2位にはチームメートでルーキーのラウル・フェルナンデスで88点。前戦フランスGPで2勝目を挙げて勢いに乗ります。

総合3位にはスペインGP、フランスGPと2戦連続表彰台獲得のマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)で72点。総合4位にはカタール大会で2連勝達成のサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)で66点、総合5位には第4戦スペインGPで初優勝を含むトップ10フィニッシュが4回のファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)で60点。この上位5人が6番手以下をリードしています。

以下、6位のジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)が31点、7位のアーロン・カネット(Inde Aspar Team)が30点、8位のマルセル・シュローター(Liqui Moly Intact GP)が30点、そして小椋が29点と続き、接戦になっています。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
5戦を戦い、何度もトップ10フィニッシュできたことが自信につながっています。今は自分のパフォーマンスに満足しています。引き続き、もっといい仕事をしていきたいです。ムジェロは初めてなので楽しみです。たくさんの人から難しいサーキットだと聞いているので、セッションを有効に使い、日曜日にはいい結果を残せるようにがんばります

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
今週末、初めてムジェロでレースをします。とても難しいサーキットなので学ぶことはたくさんあります。このサーキットで必要なことをすべて学べるようにベストを尽くします。そして、速く走れるようにチームと一緒に取り組みます。そうすれば日曜日にはいいポジションでバトルができると思います」

レポート公開日
戻る