チャントラが16番手。小椋藍はイエローフラッグに翻ろうされ18番手に終わる
FP1はウエットコンディションで始まりましたが、ほとんどの選手がスリックタイヤでコースインし、FP2はドライコンディションと、3クラスでもっともいい条件となりました。しかし、滑りやすい路面コンディションで、両セッションともに転倒者が多い一日となりました。現在のルールでは、イエローフラッグが出た周回のタイムがキャンセルとなるため、タイミングモニターの順位と正式リザルトに違いが生まれる一日となりました。
その犠牲となったのがIDEMITSU Honda Team Asiaの小椋藍で、セッション終了後のモニターでは1分36秒783で7番手でしたが、このタイムがキャンセルとなり1分37秒499で18番手へとダウンしました。2日目のFP3ではダイレクトでのQ2進出を目指し、予選では今季初のフロントローを目指します。
チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)はFP1で18番手、FP2では順調にタイムを更新しましたが、最後のアタックで転倒して16番手に終わりました。2日目のFP3では小椋とともにダイレクトでのQ2進出を目指し、予選では今季ベストグリッドに挑みます。
難しいコンディションの中でトップタイムをマークしたのは4戦を終えて総合2位のサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)で1分36秒307。2番手には総合3位のラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)、3番手にアウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)、総合首位につけるレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)が4番手に続きました。
以下、ニッコロ・ブレガ(Federal Oil Gresini Moto2)、チャビ・ビエルゲ(Petronas Sprinta Racing)、アーロン・カネット(Inde Aspar Team)、前戦スペインGPで初優勝達成のファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)、マルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)、ボ・ベンシュナイダー(Pertamina Mandalika SAG Team)と続き、ここまでがトップ10で、トップから1秒差に12台という結果でした。