小椋藍が9番手、追い上げのレースに期待。ソムキアット・チャントラは22番グリッドからスタート
Moto2クラスは、開幕から3戦連続表彰台に立ち総合首位のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)が今季初のポールポジション(PP)を獲得、3戦連続フロントローから決勝に挑みます。
2番手にはファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)で今季初のフロントロー獲得となり、開幕戦カタールGP以来の表彰台獲得に挑みます。3番手にはマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)で第2戦ドーハGP以来、今季2回目のフロントローを獲得しました。
Moto2クラスは毎戦、フリー走行と予選で厳しい戦いとなりますが、今大会フロントローに並んだ3選手の差は、わずか0.086秒でした。
4番手には、ルーキーながら3戦を終えて総合2位につけるラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)。5番手にはサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)で、最後のアタックで転倒を喫し、4戦連続PP獲得は果たせませんでした。しかし、今大会も好調で優勝候補の一人。今季3勝目に挑みます。
以下、チャビ・ビエルゲ(Petronas Sprinta Racing)が6番手、アウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)が7番手、ジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)が8番手。そして小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が9番手に続きました。
小椋は初日21番手と苦戦しましたが、FP3で14番手へとポジションを上げてQ2進出を果たし、18台で繰り広げられたQ2では9番手までポジションを上げました。Moto3クラスに参戦していた昨年のスペインGPでは予選15番手から2位でフィニッシュしています。今年も追い上げのレースが期待されます。
チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、初日11番手と好調なスタートを切りましたが、FP3で転倒を喫し、22番手までポジションを落としました。Q1からの予選となったチャントラはポジションばん回に全力を尽くしたものの大接戦の中で8番手。この時点で22番グリッドが確定しました。
この数戦、小椋とチャントラは、確実に調子を上げているだけに、今大会は、好調な走りを結果につなげる意気込みです。