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Moto2 2021
Round 4

小椋、チャントラが経験豊富なへレスで上位進出を目指す

es Circuito de Jerez-Ángel Nieto

Moto2クラスは、開幕から2戦連続ポール・トゥ・ウインを達成したサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)が前戦ポルトガルGPで転倒リタイアに終わり、チャンピオンシップは再び接近戦となりました。

小椋、チャントラが経験豊富なへレスで上位進出を目指す

総合首位は開幕から3戦連続表彰台に立つ安定した走りを見せるレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)で、今大会は今季初優勝を目指します。総合2位にはチームメートでルーキーのラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)で、第2戦ドーハGPで初表彰台獲得の3位、第3戦ポルトガルGPでは初優勝を達成しました。そして総合3位にはロースと続き、3選手のポイント差は6点。今大会も厳しい戦いが予想されます。

総合4位にはマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)で開幕から4位、4位、6位と安定した走りを見せています。総合5位にはファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)、総合6位にはポルトガルGPでMoto2初表彰台獲得のアーロン・カネット(Solunion Aspar Team)、総合7位にジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)、総合8位にアウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)、総合9位にチャビ・ビエルゲ(Petronas Sprinta Racing)、総合10位にマルセル・シュローター(Liqui Moly Intact GP)と続いています。

IDEMITSU Honda Team Asiaで今季からMoto2クラスに参戦し、第2戦ドーハGPで5位でフィニッシュして注目を集めた小椋藍は、前戦ポルトガルGPでは、予選4番手とベストグリッドからスタートしたものの、他車との接触の影響で転倒リタイアに終わりました。今大会が行われるヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトは、ルーキーズカップ、FIM CEV Repsol国際選手権、そしてMoto3クラスで走行しており、経験値の高いサーキットです。Moto3クラスでチャンピオン争いを繰り広げた昨年は2位でフィニッシュしています。Moto2クラスにチャレンジする今年は、自己ベストリザルトが期待されます。

チームメートのソムキアット・チャントラは、3戦を終えてノーポイントですが、着実に調子を上げています。前戦ポルトガルGPは、小椋の転倒に巻き込まれ、再スタートして21位。今大会は、小椋とともに、ポルトガルGPの雪辱に挑みます。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
カタール以降、スピードが上がってきています。ポルティマオは得意なサーキットではありませんが、日曜日のレースでのアクシデントまでは、すべてがかなりうまくいっていました。レースをこなすごとに強くなってきているように感じます。プラクティス、予選、そしてレースではいいところまできています。ヘレスは大好きなサーキットの一つで、プレシーズン中はここでたくさんのことを学ぶことができました。今週末がとても楽しみです。レースではいい結果を残せると思います

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
ポルティマオではいいセットアップを見つけることができたので、今週末も同じベースのセッティングをキープしたいと思いますが、チームと話し合い、細かい部分は調整するかもしれません。もちろんマシンを改善できるようにいつもがんばっていますが、自分自身もよくしていかなければなりません。すべてのレースでベストを尽くします

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