Race
Moto2 2021
Round 2

Moto2クラス2戦目の小椋藍が5位。 サム・ロースがポール・トゥ・ウイン

qa Losail International Circuit

Moto2クラスは、開幕戦カタールGPで優勝のサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)が、2戦連続でポール・トゥ・ウインを達成、ロサイル・インターナショナル・サーキットで行われた2連戦で完全勝利を収めました。

Moto2クラス2戦目の小椋藍が5位。 サム・ロースがポール・トゥ・ウイン

オープニングラップは、予選3番手から好スタートを切ったマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)が制し、それを追う展開となりました。しかし、4周目にベツェッキをかわすと、それからはしっかりと首位をキープ。20周のレースで真っ先にチェッカーを受けました。

2週連続の開催ということもあり、カタールGPの優勝タイムを約11秒短縮する快走で、4位までが開幕戦カタールGPのロースの優勝タイムをしのぐハイレベルな戦いでした。

2位にはレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)で2戦連続。その差は、前戦カタールGPの2.260秒から0.190秒と大幅に短縮するなど、ロースを激しく追撃しました。2戦連続でロースの後塵を拝したガードナー、第3戦ポルトガルGPでは、その雪辱に挑みます。

予選4番手からトップグループに加わったラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)が、2戦目にして初表彰台を獲得しました。そして序盤、トップグループをリードしたベツェッキが4位でフィニッシュ。トップグループ4人の厳しい戦いは、5位以下のセカンドグループをぐいぐいと引き離しました。

そのセカンドグループを制したのは、Moto2クラス2戦目を迎えるIDEMITSU Honda Team Asiaの小椋藍でした。予選6番手から好スタートを切ると、7台に膨れあがった大混線の中で終始グループのトップを争う走りを見せて5位でフィニッシュ。ポイントを獲得できなかった開幕戦カタールGPの雪辱を果たしました。

以下、6位にアウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)、7位に

チェレスティーノ・ヴィエッティ(SKY Racing Team VR46)、8位にステファノ・マンシィ(Flexbox HP40)、9位にチャビ・ビエルゲ(Petronas Sprinta Racing)、10位には、前戦カタールGPで3位表彰台に立ったファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)と続きました。

IDEMITSU Honda Team Asiaのソムキアット・チャントラは、予選23番手からポイント圏内を目指しますが、大接戦の中で19位でした。次戦ポルトガルGPでは、チームメートの小椋とともに上位を目指します。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
初日からいいフィーリングがありました。先週たくさん学んだので、今回はそれを活かし、一歩前進することができました。昨日は最高の予選セッションになり、今日は6番グリッドからスタートしました。この新しい状況をうまくコントロールできたと思います。今日のパフォーマンスには満足しています。チームに感謝したいです。また、チーフメカニックが戻ってきてくれてうれしいです。

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
マシンのグリップを見出す戦いをしながら、一週間の戦いを終えることができました。レース序盤にアグレッシブに走行しすぎてしまい、タイヤを終わらせてしまいました。そのためレース中盤からはアクセルを開けることができなくなり難しい走りを強いられました。セットアップに一生懸命取り組みました。ようやくいいセットアップを見つけましたが、思ったようにうまくコントロールできませんでした。ポルティマオで気持ちを入れ替えてがんばります。



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