Honda Team Asiaの2人が先週のリベンジに挑む
Moto2クラスは、公式テスト、そして開幕戦と好調な走りを見せたサム・ローズ(Elf Marc VDS Racing Team)が開幕Vを達成しました。Moto2クラス(旧250ccクラス)では、1971年にフィル・リードがチャンピオンを獲得しています。サム・ローズは、それ以来50年ぶりの英国人のチャンピオンを目指すことになります。そのためにも連戦となるドーハGPでさらにポイントを加算する意気込みです。
そのローズに迫るのが、カタールGPで2位になったレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)とファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)の2人です。カタールGPで2位になったガードナーは、父ワイン・ガードナーが1987年にHondaで500ccチャンピオンになっています。親子2代でのチャンピオン獲得の可能性もあるだけに今年は大きな注目を集めることになりそうです。
3位になったジャンアントニオは、シーズン開幕前に新型コロナウイルス感染の影響で亡くなったチームオーナーのファウスト・グレシーニに捧げる初優勝に挑みます。
前戦カタールGPで4位になったのはマルコ・ベゼッキ(SKY Racing Team VR46)で、カタールGPで表彰台に立った3人とともに今大会の優勝候補のひとりです。5位になったルーキー、ラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)も初表彰台、初優勝が期待されます。6位にはロサイルのサーキットベストタイムを持つジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)など強豪が続きました。
以下、デューク・ディクソン(Petronas Sprinta Racing)、マルセル・シュローター(LIQUI MOLY INTACT GP)、ボ・ベンシュナイダー(Pertamina Mandalika SAG Team)、ホルヘ・ナバロ(MB Conveyors Speed Up)と続き、ここまでがトップ10フィニッシュでした。
開幕戦カタールGPがMoto2クラスのデビュー戦となったHonda Team Asiaの小椋藍は、19番グリッドからポイント獲得圏内に追いつきましたが、惜しくも17位でした。その集団のトップに出ることができればトップ10も可能だっただけに、第2戦ドーハGPではフリー走行、予選をしっかり戦い、好グリッドから決勝に挑むことが大きな課題になります。
チームメートのソムキャット・チャントラ(Honda Team Asia)は、予選16番手から好スタートを切って10番手まで浮上、ベストフィニッシュが期待されました。しかし、レース中盤以降、ペースが落ちて17番手までポジションを下げ、最終ラップの20周目に転倒リタイアに終わりました。今大会は小椋とともにリベンジに挑みます。