Practice
Moto2 2021
Round 2

小椋藍が6番手、予選での上位グリッドを目指す

qa Losail International Circuit

Moto2クラスは、28台が出場し、ルーキーのラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)が、ただひとり1分58秒台に入れる走りでトップタイムをマークしました。今大会はMoto2クラス2戦目ですが、初表彰台、初優勝に向けて絶好のスタートを切りました。

小椋藍が6番手、予選での上位グリッドを目指す

2番手にはファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)が入り、FP1でトップタイム、FP2で2番手と好調な走りをみせました。前戦カタールGPでは3位表彰台を獲得し、シーズン開幕前に新型コロナウイルス感染の影響で亡くなったチームオーナーに捧げる表彰台を獲得しました。今大会は初優勝を目指します。

開幕戦カタールGPで2位になったレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)が今大会も好調で3番手につけました。ガードナーは昨年の最終戦ポルトガルGPで念願の初優勝を達成。今シーズンも引き続き好調で、開幕戦カタールGPでは2位と表彰台の常連に成長しました。今大会は予選でPP、決勝で優勝を目指します。

4番手にはマルコ・ベゼッキ(SKY Racing Team VR46)、5番手にはサーキットベストタイムを持つジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)、そして6番手にはルーキーの小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が続きました。

昨年、Moto3クラスでチャンピオン争いに加わり総合3位の小椋は、Moto2マシンへの乗り換えも順調で、ウインターテストではトップ10以内を走る安定感をみせていました。しかし、開幕戦カタールGPでは、初日のフリー走行の転倒が影響し、19番グリッドから決勝に挑み17位に終わりました。今大会はその失敗を教訓に初日のフリー走行をしっかり走って6番手。ダイレクトでのQ2進出を確実にし、予選では上位グリッドを目指します。

以下、開幕戦カタールGPで優勝のサム・ローズ(Elf Marc VDS Racing Team)、チェレスティーノ・ビエッティ(SKY Racing Team VR46)、マルセル・シュローター(LIQUI MOLY INTACT GP)、ニッコラ・ブレガ(Federal Oil Gresini Moto2)と続き、ここまでがトップ10でした。

前戦カタールGPで、予選16番手から決勝でトップ10に入る走りをみせながら転倒リタイアに終わったソムキャット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は16番手でした。FP3でダイレクトでのQ2進出(14位以内)を目指すのは非常に厳しいコンディションなので、Q1からQ2を目指し、好グリッド獲得に挑みます。



Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
両セッションでかなりいい走りができました。いいタイミングでラップタイムを刻むことができました。予定通りにラップタイムが上がったのでうれしいです。先週からいろいろなことが改善できました。レース中に学んだ細かい部分を今回は活用しています。この調子でがんばります

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
アスファルトの温度が高く、FP1は難しいコンディションでした。午後のFP2は少しマシンを調整してよくなりましたが、フロントのグリップがもう少し欲しいです

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