Race
Moto2 2021
Round 1

サム・ロースが圧倒的な走りで開幕戦を制す

qa Losail International Circuit

Moto2クラスは、公式テスト、そして開幕戦のフリー走行、予選と力強い走りを見せたサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)が、その走りを決勝でも見事に再現、ライバルを圧倒しました。

サム・ロースが圧倒的な走りで開幕戦を制す

スタートして2周目までは4番グリッドから好スタートを切ったマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)がリードしますが、落ち着いた走りを見せるロースは3周目に首位に立つと、20周のレースで独走しました。

2位にはレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)で、サム・ロースとともに公式テストからの走りを見事に決勝で発揮しました。3位にはファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)が予選7番手から後半すばらしい追い上げを見せて表彰台を獲得しました。Team・Gresini は、元世界チャンピオンでチームオーナーのファスト・グレッシーニさんが2月下旬、新型コロナに感染した影響で亡くなっています。大会前には黙祷が捧げられました。ジャンアントニオとチームスタッフにとっては忘れられない表彰台となりました。

序盤トップを走ったベツェッキが4位、Moto2クラスのデビュー戦となったラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)が5位、ジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)、ジェイク・ディクソン(Petronas Sprinta Racing)、マルセル・シュローター(Liqui Moly Intact GP)と続き、初フロントロー3番手から決勝に挑んだボ・ベンシュナイダー(Pertamina Mandalika SAG Team)が9位、ホルヘ・ナバロ(MB Conveyors Speed Up)が10位という結果でした。

昨年Moto3クラスで総合3位、今季Moto2クラスにスイッチしたIDEMITSU Honda Team Asiaの小椋藍は、19番グリッドからスタートして17位でした。今大会は初日に好走を見せましたが、その後、転倒の影響もあり、厳しいグリッドからの決勝となりました。連戦となる第2戦ドーハGPでは、今大会の雪辱に挑みます。

チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、16番グリッドから10位前後までポジションを上げましたが、終盤、じりじりと後退し最終ラップに転倒リタイアとなりました。



Sam Lowes 22
Elf Marc VDS Racing Team
正直、開幕戦はいつも難しいレースになります。冬の間ずっとそのことを考えているからです。トレーニングのことがいつも頭の中にあるし、眠れない夜もあります。そうしたことが積もり積もって開幕戦を迎えることになります。ところがウォームアップで転倒し、これまでとは違う風が吹き始めました。その転倒のことが新たに加わってきました。それだけに今回の走りを誇りに思います。開幕戦でポールポジションを獲得し、優勝しました。チームは最高の仕事をしてくれました。シーズンに向けてテストを行い、いいベースを作ることができました。開幕戦で優勝できて最高のスタートになりました。

Remy Gardner 87
Red Bull KTM Ajo
スタートから一生懸命がんりました。厳しいレースでしたが、ペースはよく、速さもありました。強風のためオーバーテイクが難しかったです。マシンもかなり動き、パスするのは簡単ではありませんでした。ラウル(フェルナンデス)をパスして2番手に上がってからは、レースリーダーに追いつくようにベストを尽くしました。でも彼は速いペースを刻んでいました。最後に少し近付きましたが、残り6周で、リスクを負ってすべてを失うことはしないほうがいいと考えました。今シーズンの最初のレースで表彰台に立ち、ポイントもたくさん獲得できました。今は来週のことに集中しなければなりません。もう一度すばらしい結果を残すために100%の力を出します。


Fabio Di Giannantonio 21
Federal Oil Gresini Moto2
最終ラップはずっと叫んでいたので、もう声が出ません。この冬はとても辛かったです。それは不思議なことではありません。でも、今日はファウストが僕と一緒にいました。すばらしい仕事をしてくれたチームに感謝したいです。心を込めてレースをしました。それは僕たちのボスが願っていたことです。そしてすばらしい結果を残すことができました。レース中はずっと信じていました。最終ラップでしかけました。カタールでこれほどまで速かったことはありません。とてもうれしいです。

Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
Moto2の初レースが終わりました。最初の数周で、順位をいくつか上げることができて序盤は順調でしたが、いくつかの部分で、うまくマシンを操ることができませんでした。レース中盤から終盤にかけて、マシンを理解しはじめ、フィーリングもよくなり、前を走るライダーたちを捉えることができたのですが、ちょっと遅すぎました。でも、改善しなくてはいけないことが明白になったので気持ちはポジティブです。やるべきことは分かっているので、それを解決できるよう継続して作業を進めて行きます。

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
内容のある週末を過ごし、レースではトップ10を狙える位置にいたので、今日の結果にはすごくがっかりしています。スタートからマシンにすごくいいフィーリングがあり、トップグループで戦うことができていました。残り8周の時点で、タイムをロスしてしまうミスを犯してしまい、それをばん回するためにプッシュしたのですが最終ラップに転倒してしまいました。残念な結果でしたが、2週連続なので、また自分がトップライダーの一人であることを示すチャンスがあります。ばん回してみせます。


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