Race
Moto2 2021
Round 4
小椋藍が7位フィニッシュ
Circuito de Jerez-Ángel Nieto
Moto2クラスは、予選3番手から好スタートを切ったファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)が後続を引き離し、38戦目にしてMoto2クラス初優勝を達成しました。
2位争いのグループを抜け出したマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)が今季初表彰台獲得。3位にはサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)で、レミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)とのし烈な戦いを制し、今季3回目の表彰台を獲得しました。
開幕から3戦連続表彰台に立ち、今大会ポールポジション獲得のガードナーは4位。そして、ベツェッキ、ガードナーとの戦いに加わったラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)が、終盤ペースを落とし5位でチェッカーを受けました。
その後方では、予選6番手から決勝に挑んだチャビ・ビエルゲ(Petronas Sprinta Racing)と予選9番手から好スタートを切った小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が6位争いを繰り広げました。終盤には、ジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)も加わり3台の戦いになりましたが、ビエルゲが逃げきって6位。終盤、何度もビエルゲにアタックした小椋は、抜ききれず7位でフィニッシュしました。前戦ポルトガルGPでは、他者にぶつけられてリタイアとなっているだけに、その雪辱を果たしました。
21番グリッドから決勝に挑んだソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、19番手を走行していた4周目に転倒を喫し、リタイアとなりました。