過去4年、チャントラは開幕戦でポイントを獲得したことがありません。今大会は、予選13番手から序盤トップグループに加わり、シングルフィニッシュを達成しました。今シーズンは毎戦5位以内を目標にレースに挑むと目標を掲げたチャントラ。開幕戦ではその目標を達成できませんでしたが、今年の飛躍を大いに期待させるレースになりました。

次戦アルゼンチンGPでは、昨年2位を獲得しました。今年は2年連続表彰台獲得と今季初優勝が期待されます。

左手首のケガのために開幕戦を欠場したチームメートの小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は、次戦アルゼンチンGPでの復活の準備のために、今大会、サーキットを訪れました。ケガから約一カ月。順調に回復していますが、完治には至っていません。アルゼンチンGPではチームと帯同しますが、回復の状態を見極めながら出場の可能性を探ることになります。

今大会、優勝したのはペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)で、2位のアーロン・カネット(Pons Wegow Los40)とのマッチレースを制しました。3位にはトニー・アルボリーノ(Elf Marc VDS Racing Team)で、ウインターテストで好調だった3選手が表彰台に立ちました。

以下、PPを獲得したフィリップ・サラク(QJMOTOR Gresini Moto2)が4位、マヌエル・ゴンサレス(Correos Prepago Yamaha VR46 Team )が5位、ジェイク・ディクソン(Inde GASGAS Aspar M2)が6位、サム・ローズ(Elf Marc VDS Racing Team)が7位、アルベルト・アレナス(Red Bull KTM Ajo)と続き、9位にチャントラという結果でした。

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