IDEMITSU Honda Team Asiaの両ライダーがスペインGP決勝で健闘

今日の決勝は完ぺきな結果とはなりませんでしたが、全体的には実り多いレースだったといえます。チャントラ選手はオープニングラップでミスをおかして順位を落としてしまいましたが、レース終盤にはポジションを10位まで上げて見事な復活を果たしました。トップ10でフィニッシュできてよかったのですが、ブレーキングで彼のパフォーマンスに影響を与えるミスがいくつかありました。この部分の改善が、次のル・マンでのカギとなるでしょう。
アジ選手はマシンのフィーリングには満足していますが、まだ改善の余地があります。Moto2クラスのライディングスタイルにさらに適応する必要があるのは明らかです。しかし、彼には自身が成長と発展の途中であることを認識することも重要です。レースごとに価値ある経験を積み重ねており、彼は正しい方向に進んでいます。私たちは、彼のパフォーマンスが次のステージに到達できるようにサポートを続けていきます

ヘレスでの今日のレースを終えました。いいスタートを切って、第1コーナーでポジションを上げることに成功しました。しかし第2コーナーのアプローチに差しかかると、マシンがコントロール不能になるほど揺れました。残念ながら、オーバーテイクして獲得したポジションを失うことになりました。
それでも、集中力を切らさずに残りのレースを走りきり、10位でゴールできました。期待していた結果ではありませんが、私たちは正しい方向に向かっているといえます。
特にブレーキングについては、改善すべき点があるのは明らかです。来週の火曜日に実施される公式テストは、この弱点を克服してマシンのセットアップを細かく試す絶好の機会になるでしょう。
次のレースではもっと強くなって戻ってくることを約束します。そして、いつもサポートしてくれるチームに感謝しています

昨日から予想していた通り、今日はとてもおもしろいレースになりました。レース中はほかのライダーたちとバトルを繰り広げることができました。いくつかの課題に直面しましたが、幸いにもここヘレスで公式テストが予定されており、改善すべき部分について取り組めます。
私のパフォーマンスが次のレベルに達することを強く望んでいます。そして、マシンの開発と自身のスキルの両方で進歩が見られるのはとてもエキサイティングなことです。競争力を得るにはまだ時間が必要ですが、私たちは正しい道を歩んでいると確信しています。
今週末を振り返ってみると決して悪くありませんでした。特にプレシーズンテストで何日かマシンに乗れなかったことを考えれば、今大会は楽しめました。すべてが正しい方向に向かっているのはいいことです。今の調子を維持し、さらにスピードを上げ続けることができると願っています。私を信じ、そして忍耐強く一緒に前進してくれるチームに感謝しています