午前中に行われたプラクティス2の路面コンディションはウエットでした。予選が始まる前にコースコンディションは徐々に回復しましたが、コース上にはまだウエットパッチが残っていました。そのため、特に重要なタイムアタックにおいては、ベストなレーシングラインを見つけることが容易ではありませんでした。
このような厳しい状況にもかかわらず、両ライダーは堅実に予選を走りました。しかし、チャントラ選手は自己ベストタイムを更新していたラップ中にトラフィックに遭遇し、フロントローを獲得できませんでした。彼の予選での走りのペースを考えると残念な結果です。
アジ選手は自身のファステストラップ中のミスでタイムをロスしてしまい、結果は27番手となりました。しかし、トリッキーなコンディションでの走りを考えれば、今日の彼のパフォーマンスは称賛に値すると思います。明日の決勝レースでは、それぞれリカバリー策を見つけ、よりよい結果をチームに持ち帰ってくれることを期待しています。ヘレスでその行方を見守りたいです

今日の結果は天候に大きく左右され、プラクティス2では雨の影響でウエットタイヤに交換する必要が生じました。そして、ウエットコンディションに合わせたマシンのセッティングを施し、すべてがうまくいきました。
予選は難しいコンディションでしたが、いいラップタイムを出すことを目指しました。コース路面はウエットとドライが入り混じっていたので、いいセットアップを維持するためにマシンの調整が必要でした。ファイナルラップでは、最初の2つのセクターをとても速いペースで走ることができました。しかし、第3セクターで前方を走る遅いライダーに遭遇してしまいました。私はクラッシュしそうになりながらも、なんとかそのライダーをよけました。残念ながら期待していたラップタイムを出すことができませんでした。しかし、今週末の私たちの強さは分かっているので、明日のレースではそれを証明したいと思っています 

今日は私にとってチャレンジングな一日でした。トリッキーな状況を乗りきる方法を学べたと思います。困難な状況にもかかわらず、私たちが進歩できたことに満足しています。ウエットコンディションでの走行は初めてでしたが、プラクティス2でトップ15入りできてうれしいです。チームのハードワークに本当に感謝しています。
予選ではリズムをつかむのに苦労しました。路面コンディションは理想的ではありませんでしたが、どのライダーにとっても同じことです。おそらくほかのライダーはこのような状況に対応する経験が私よりも多かったのでしょう。経験の少ない私には厳しいものでした。それでも、マシンを快適に乗れるように進歩できたことは、自信を与えてくれます。チームへの私のフィードバックが、どのような調整が必要かを理解してもらうためにとても貴重なものになるからです。
明日のレースはオプティミスティックに捉えています。課題はありますが、マシンのフィーリングはいいです。明日はきっとおもしろいレースになるでしょう。今から明日のレースが楽しみです