小椋は13番手、チャントラは16番手から決勝に挑む
Moto2クラスで総合2位。首位のアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)を1.5ポイント差で追う小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は、13番グリッドから決勝に挑みます。
初日、ウエット&ドライという厳しいコンディションの中で17番手だった小椋は、2日目のFP3で11番手へとポジションを上げて、ダイレクトでQ2進出を果たしました。そして迎えた予選Q2では、フリー走行でマークした1分33秒683を1分33秒067まで短縮しましたが、全体的にタイムが上がり13番手でした。決勝は追い上げのレースに挑みます。
チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、初日9番手とまずまずのスタートを切りましたが、FP3で転倒を喫して20番手にダウン。Q1からの予選となりました。そして15台のうち上位4選手がQ2進出となるQ1では、大接戦の中で4番手。Q2進出を果たし、チャントラは16番手でした。
今大会、IDEMITSU Honda Team Asiaの両選手は中団グリッドからのスタートとなりますが、決勝ではともに表彰台獲得を目標に追い上げのレースに挑みます。
PPを獲得したのはフェルミン・アルデグアー(Beta Tools Speed Up)。2番手に総合首位で小椋とチャンピオン争いをするアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)、3番手にアロンソ・ロペス(Beta Tools Speed Up)でした。
2列目4番手はトニ・アルボリーノ(Elf Marc VDS Racing Team)、5番手に総合3位のアーロン・カネット(FLEXBOX HP 40)、6番手にチェレスティーノ・ビエッティ(Mooney VR46 Racing Team)と続き、総合3位のカネットと4位のビエッティまでがタイトル争いの可能性を残しており、今大会の結果に注目されます。