母国GPでソムキャット・チャントラが初のポールポジションを獲得
Moto2クラスは、ホームGPに闘志を燃やすソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)が、地元ファンの声援を受けて初PPを獲得しました。Moto2クラスに参戦して4年目のシーズン。Moto2クラス66戦目(通算67戦目)のPP獲得となりました。
初日のフリー走行で4番手につけたチャントラは、午前中に行われたFP3でも4番手。そして迎えた予選Q2では、最初のアタックでマークした1分35秒625で見事PP獲得を果たしました。今年は第2戦インドネシアGPでタイ人として初の優勝を達成しました。今大会はタイ人として初のPP獲得となりました。
チームメートの小椋藍は、初日7番手でしたが、FP3で総合首位に浮上。予選Q2では、PPを獲得したソムキャット・チャントラと2番手になったトニ・アルボリーノ(Elf Marc VDS Racing Team)を先導する形となり3番手でした。小椋は、イエローフラッグの影響もあり、FP3のベストタイムを更新できませんでしたが、2日間を通しての内容はよく、今大会も優勝候補の筆頭です。
IDEMITSU Honda Team Asiaの2人が揃ってフロントローからスタートするのは初。決勝では、ホームGPに闘志を燃やすチャントラと、オーストリアGPに続き、今季2回目の1-2フィニッシュ。そして3回目のW表彰台獲得を目指します。
4番手にはペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)、5番手にチェレスティーノ・ヴィエッティ(Mooney VR46 Racing Team)、6番手にアロンソ・ロペス(Beta Tool speed Up)、7番手にジェイク・ディクソン(Inde GASGAS Aspar Team)、そして小椋に2点差をつけて総合首位のアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)は、8番手から決勝に挑みます。