ポイントランキング2位の小椋藍が、決勝は6番手からスタート
7戦を終えて総合2位につける小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は、初日17番手と苦戦しましたが、2日目のFP3で前日のタイムを約1秒短縮して総合11番手に浮上。ダイレクトでQ2進出を果たすと、予選Q2では6番グリッドを獲得しました。
小椋にとってMoto2クラス2年目となる今年。どのグランプリも安定した速さを見せ、7戦を終えて優勝を含む3回の表彰台獲得。リタイアはわずか1回。完走したレースはすべて6位以内につけてチャンピオン争いに加わっています。今大会は、今季2勝目と今季4回目の表彰台獲得に挑みます。
チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、初日4番手と好調な走りを見せましたが、大接戦となったFP3で18番手へと後退しQ1からの予選となりました。そのQ1は、雨上がりの難しい路面コンディション。チャントラはセッション開始からスリックタイヤを選択して果敢に攻めましたが、最終的に24番手となりました。ここまで7戦を終えて優勝を含む3回の表彰台獲得。前戦フランスGPに続き2戦連続の表彰台獲得に挑みます。
ポールポジションを獲得したのはアーロン・カネット(Flexbox HP40)。2番手にペドロ・アコスタ(Red Bull KTM Ajo)、3番手にサム・ローズ(Elf Marc VDS Racing Team)と続き、フロントローに並んだ3選手のタイム差は、わずか0.158秒でした。
4番手にホームGPに闘志のチェレスティーノ・ヴィエッティ(Mooney VR46 Racing Team)、6番手に代役出場のパッテイア・パシーニ(Inde GASGAS Aepar Tema)、そして小椋とつづき、この3人が2列目からスタートします。