小椋藍6番手、チャントラ8番手と好調なスタートを切る
Moto2クラスは、両セッションともに気温が高く、加えて、周回をこなすごとに路面コンディションがよくなっていくという難しいコンディションになりました。そうした難しい条件の中で、セッションを通じて単独で走行を続けた小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が、トップから0.547秒差の6番手とまずまずのスタートを切りました。
6番手というのは、Moto2クラスのルーキーだった昨年の大会とほぼ同じポジションですが、単独でベストタイムをマークし、そのベストタイムとほぼ同じスピードで周回を重ねるなど、昨年とは内容が大きく違う走りでした。土曜日のFP3では、決勝に向けてセットアップを進め、予選ではフロントロー、ポールポジション獲得に挑みます。
チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)も好調でした。FP1ではトップから0.796秒差の13番手、FP2では、約1.2秒タイムを短縮して8番手へと浮上しました。
IDEMITSU Honda Team Asiaの両選手はウインターテストから好調ですが、その走りを開幕戦へとしっかりつなげることに成功しました。
トップタイムはアウグスト・フェルナンデス(Red bull KTM Ajo)で1分59秒112。2番手にペドロ・アコスタ(Red bull KTM Ajo)、3番手にマルセル・シュローター(LIQUI MOLY INTACT GP)と僅差で続きました。
以下、4番手にチェレスティーノ・ヴィエッティ(Mooney VR46 Racing Team)、5番手にアーロン・カネット(FLEXBOX HP40)、6番手に小椋、7番手にフィリップ・サラク(Gresini Racing Moto2)、そしてチャントラと続きました。