Practice
Moto2 2022
Round 1

小椋藍6番手、チャントラ8番手と好調なスタートを切る

qa Lusail International Circuit

Moto2クラスは、両セッションともに気温が高く、加えて、周回をこなすごとに路面コンディションがよくなっていくという難しいコンディションになりました。そうした難しい条件の中で、セッションを通じて単独で走行を続けた小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が、トップから0.547秒差の6番手とまずまずのスタートを切りました。

小椋藍6番手、チャントラ8番手と好調なスタートを切る

6番手というのは、Moto2クラスのルーキーだった昨年の大会とほぼ同じポジションですが、単独でベストタイムをマークし、そのベストタイムとほぼ同じスピードで周回を重ねるなど、昨年とは内容が大きく違う走りでした。土曜日のFP3では、決勝に向けてセットアップを進め、予選ではフロントロー、ポールポジション獲得に挑みます。

チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)も好調でした。FP1ではトップから0.796秒差の13番手、FP2では、約1.2秒タイムを短縮して8番手へと浮上しました。

IDEMITSU Honda Team Asiaの両選手はウインターテストから好調ですが、その走りを開幕戦へとしっかりつなげることに成功しました。

トップタイムはアウグスト・フェルナンデス(Red bull KTM Ajo)で1分59秒112。2番手にペドロ・アコスタ(Red bull KTM Ajo)、3番手にマルセル・シュローター(LIQUI MOLY INTACT GP)と僅差で続きました。

以下、4番手にチェレスティーノ・ヴィエッティ(Mooney VR46 Racing Team)、5番手にアーロン・カネット(FLEXBOX HP40)、6番手に小椋、7番手にフィリップ・サラク(Gresini Racing Moto2)、そしてチャントラと続きました。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
今回の開幕戦は、かなりいいスタートが切れたと思います。我々のキーポイントの一つは初日のペースですが、その点ではいいスタートになりました。全般的にいい初日でしたが、上位陣との差があり、これを解消するのは簡単ではありません。決勝までまだ1日あるので、ライディングとマシンの改善に集中したいです

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
いよいよ2022年シーズンが開幕しました。今日の2回のフリー走行はポジティブなものでした。マシンのフィーリングはよく、ブレーキングやコーナーの立ち上がりでもいいフィーリングでした。プレシーズンでは、スムーズにアクセルを開けるためにさまざまなことにトライしました。バレンシア、ヘレス、ポルティマオでは、この感触をキープするためにがんばりました。今日は8位でした、明日はもっと上を目指します


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