Race
Moto2 2021
Round 18

ガードナーがチャンピオンに輝く。チャントラは19位

es Circuit Ricardo Tormo

タイトル決定戦となったMoto2クラスは、タイトル王手のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)が10位でフィニッシュしてチャンピオンを決めました。レミー・ガードナーの父ワインは1987年にHondaで500ccチャンピオンに輝いています。オーストラリア人では初めての世界チャンピオン獲得となりましたが、今度はオーストラリア人としては初めて親子で世界チャンピオンを達成しました。

ガードナーがチャンピオンに輝く。チャントラは19位

予選8番手から決勝に挑んだガードナーは、オープニングラップ9番手から着実に周回を重ねて10位でチェッカーを受けました。一方、総合2位のラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)は予選5番手から積極的に前に出ます。中盤にはファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)に先行を許しますが、終盤、トップを奪い返すと今季8勝目を挙げました。しかし、逆転チャンピオンは果たせませんでした。

2位にはディ・ジャンアントニオ。3位にはアウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)。4位にチェレスティーノ・ヴィエッティ(SKY Racing Team VR46)、5位にアーロン・カネット(Inde Aspar Team)、6位にチャビ・ビエルゲ(Petronas Sprinta Racing)と続きました。

予選24番手のソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、オープニングラップに19番手までポジションを上げますが、なかなかパッシングポイントを見つけられず、ポイント獲得圏内を視野にいれながら19位でチェッカーを受けました。

ロレンソ・ダラ・ポルタの代役の代役として出場の長島哲太(Italtrans Racing Team)は、予選15番手から11位でフィニッシュしました。

今大会は25周のレースでしたが、オープニングラップに多重クラッシュが発生して赤旗中断。16周でレースは再開されました。


Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
ウォームアップで、レースに向けて最高の状態にしようと少しセットアップを変更しました。今日はレース序盤に赤旗中断になり25周のレースは16周に短縮されました。再スタート後は、最初からプッシュしましたが、途中からタイヤのグリップが落ち、スピニングするようになってしまい、それ以上、無理はできませんでした。今シーズン、一年間、支えてくれたチームと応援してくれた皆さんに感謝したいです



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