Practice
Moto2 2021
Round 13

小椋藍、チャントラとも着実にタイムアップを果たすも総合17番手と23番手に

es MotorLand Aragón

Moto2クラスは、トップタイムをマークしたレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)から1秒差に17台という接戦となり、Moto2クラスのマシンで初めてモーターランド・アラゴンを走る小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)は17番手でした。

小椋藍、チャントラとも着実にタイムアップを果たすも総合17番手と23番手に

今シーズン、小椋は、Moto2マシンで初めて走るサーキットでは徐々にペースを上げていきます。そのため、FP1はトップから1.759秒差の18番手。FP2では、FP1から1.172秒タイムを短縮し、トップとのタイム差も0.944秒としました。しかし、大接戦の中でポジションは1つ上がった17番手でした。FP3では、さらにタイムを短縮し、ダイレクトでQ2進出を目指し、予選では上位を目指します。

モーターランド・アラゴンは、Moto3時代に初表彰台を獲得したサーキット。小椋にとっては思い出深いサーキットだけに、予選、決勝では、今季3回目のフロントローと今季2回目の表彰台獲得に挑みます。

チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、FP1で20番手、FP2では0.711秒タイムを短縮しましたが、ポジションは23番手へとダウンするという厳しい戦いでした。この日は、ロングランを実施するなど決勝に向けてメニューを消化しました。課題はブレーキング。FP3ではこの課題を解消してダイレクトでのQ2進出を目指します。

初日のトップタイムは総合首位のレミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)。2番手にはアウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)、3番手にラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)、4番手にファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)と僅差で続き、トップ4のタイム差は、わずか0.105秒でした。

サム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)が5番手、アルベルト・アレナス(Kipin Energy Aspar Team)が今季ベストの6番手、以下、マルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)、ニッコロ・ブレガ(Federal Oil Gresini Moto2)、ホルヘ・ナバロ(+EGO Speed Up) 、初出場のフェルミン・アルデガ(+EG0 Speed Up)と続き、ここまでがトップ10となり、その差は、トップから0.458秒という大接戦でした。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
アラゴンは知っているサーキットですが、Moto2では初めて走ります。今日は望んでいたスタートにはなりませんでした。FP2でもっとステップアップできると期待したのですが、あまり前進することができませんでした。フィーリングはあまりよくなく、いろいろと改善しなくてはなりません。リアのグリップに問題があります。昨年と比べて全体的にラップタイムも遅いので、なにか原因があるのだと思います。明日の走行に向けて、しっかりと作業を進めていきます

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
前回と同じようにFP1に取り組みました。セットアップとタイヤの確認をするため、多くの周回をこなしました。FP2では、異なるタイヤの組み合わせをチェックし、理想的なセットを探しました。今日の課題は、自分が思ったようにマシンを上手く止めることができなかったことです。明日はこの問題を解消し、さらに前進したいです



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