Race
Moto2 2021
Round 5

IDEMITSU Honda Team Asiaの両ライダーがポイントを獲得

fr Le Mans

Moto2クラスは3クラスの中で唯一ドライコンディションで行われ、予選16番手から決勝に挑んだ小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)がし烈な6位争いに加わり7位でフィニッシュしました。小椋はオープニングラップ14番手。混戦の中で厳しい走りを強いられ、2周目には16番手までポジションを落とします。しかし、それから着実にポジションを上げて7周目には8番手へポジションを上げて、セカンドグループの先頭争いに加わりました。

IDEMITSU Honda Team Asiaの両ライダーがポイントを獲得

それからも激しくポジションを入れ替えながら、最終ラップは、マルセル・シュローター(Liqui Moly Intact GP)、前戦スペインGPで初優勝達成のファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Federal Oil Gresini Moto2)らと厳しい戦いを繰り広げ、シュローターに続きグループ2番手となる7位でフィニッシュ。前戦スペインGPから2戦連続7位でチェッカーを受け、総合10位から9位へとランクを一つあげました。

チームメートのソムキアット・チャントラ(IDEMITSU Honda Team Asia)は、予選26番手から好スタートを切り、小椋とともにセカンドグループに戦いに加わりました。終盤は大混戦の中でややポジションを落とし、11位でチェッカーを受けました。

最終ラップにはトラックリミットのペナルティーを科せられ、12位へ降格となりました。その後、11位でフィニッシュしたロレンソ・ダラ・ポルタ(Italtrans Racing Team)が最低重量違反で失格となり、再び11位に復活しました。今大会は小椋とともにセカンドグループですばらしい走りを見せて今季初ポイントを獲得しました。

優勝したのはMoto2クラスで初ポールポジションを獲得したラウル・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)で今季2勝目を上げて総合3位から2位に浮上。予選7番手から追い上げた レミー・ガードナー(Red Bull KTM Ajo)が2位になり、総合首位をキープしました。3位にはマルコ・ベツェッキ(SKY Racing Team VR46)で前戦スペインGPから2戦連続で表彰台を獲得しました。

トニ・アルボリーノ(Liqui Moly Intact GP)がベストリザルトとなる4位。ボ・ベンシュナイダー(Pertamina Mandalika SAG Team)が5位でベストリザルトを獲得しました。

総合2位につけていたサム・ロース(Elf Marc VDS Racing Team)は予選10番手から決勝に挑み転倒リタイアで総合4位へ後退しました。


Ai Ogura
Ai Ogura 79
IDEMITSU Honda Team Asia
16番グリッドから7位でフィニッシュすることができました。7位という結果には満足していませんが、全体的にはよかったと思います。レース序盤はコースの多くの部分がまだ濡れていました。乾いているラインを走らなければならずコンディションは完ぺきではありませんでした。そのため序盤はやや苦戦しましたが、徐々にスピードを上げていくことができました。今回もトップグループには離されてしまったので、次戦ではその差を縮めたいと思います

Somkiat Chantra
Somkiat Chantra 35
IDEMITSU Honda Team Asia
やっとポイントを獲得することができました。グリッドが26番手と後ろの方だったので、いいスタートを切ることに集中し、序盤に何台か抜くことができました。それからはセカンドグループの集団の中でバトルができました。タイヤのマネジメントもうまくいって終盤までグループの中で走ることができました。チームに感謝します。次のムジェロでのレースでは、もっとがんばります



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