全日本ロードレース選手権
全日本ロードレース選手権のJSB1000クラスにおいて、2023年シーズンからカーボンニュートラル燃料を導入
2022年11月5日(土)、「MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ2022 第8戦 第54回MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿」が開催されている鈴鹿サーキットにおいて、一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ連盟(以下、MFJ)の記者会見が開催されました。この会見でMFJの鈴木哲夫会長は、2023年シーズンより全日本ロードレース選手権の最高峰クラスであるJSB1000クラスで、カーボンニュートラル燃料を導入することを発表しました。
世界のモビリティ産業はカーボンニュートラルに向けて動き出しており、モータースポーツの世界でも取り組みが求められている中、国際モーターサイクリズム連盟(FIM)でも2024年からロードレース世界選手権(MotoGP)/スーパーバイク世界選手権(SBK)で40%以上の非化石由来原料を含む燃料の導入を決定しています。日本においても、昨年より国内4メーカーとMFJで協議を重ね、全日本ロードレース選手権の最高峰クラスであるJSB1000から導入を開始することとし、ハルターマン・カーレス社の100%非化石由来原料のレーシングガソリンが採用されました。このレーシングガソリンは、既に国内モータースポーツをリードするSUPER GTでも採用が決まっています。
モータースポーツが社会全体のテーマに取り組むことは、さまざまなステークホルダーに受け入れられ、持続可能なスポーツとなる為に必要なことであり、Hondaも持続的なモータースポーツ活動の実現に向けた取り組みを積極的に推進してまいります。