着順判定の末、尾野が優勝。若松が2位
6月21日(日)に全日本ロードレース選手権(JRR)第4戦筑波大会が筑波サーキット(茨城県)で開催されました。

20周で争われたJ-GP3クラス決勝は、午前中の雨の影響が一部残っていたものの、路面はドライコンディションへと回復。気温も30℃近くまで上昇し、夏を思わせる暑さとなりました。
スタートダッシュを決めたのは高杉奈緒子(KTM)でしたが、戸高綸太郎(Astemo SI Racing with RSC)がホールショットを奪いました。第1ヘアピンで若松怜(日本郵便 NTT docomo Business)がトップに浮上し、戸高、岡崎静夏(日本郵便 NTT docomo Business)が続きます。13番グリッドスタートの尾野弘樹(P.MU 7C GALE SPEED)は、2周目に3番手へ浮上しました。
その後は若松を先頭に、岡崎、尾野、高杉、戸高の順となり、さらに富樫虎太郎(SDG Jr. 56RACING)がトップグループに加わります。高杉は尾野をかわして3番手に浮上。レース序盤は、若松、岡崎、高杉、尾野、戸高、富樫の先頭集団に続き、飯高新悟(KIJIMA KISS RC with Katsudenki)、知識隼和(TN45 MIRAI Racing with Astemo)、武中駿(Team Plusone)、吉原寅之介(P.MU 7C GALE SPEED)ら後続のライダーが数珠つなぎとなる接戦を展開しました。
周回を重ねるごとに、若松と岡崎が徐々に後続を引き離します。しかし5周目、富樫が第1コーナーで転倒。さらに、その直後の第1ヘアピンでは岡崎も転倒を喫し、優勝争いから姿を消します。
これでトップ争いは若松、高杉、尾野の3台に絞られました。7周目の最終コーナーでは高杉が若松をかわしてトップへ浮上。トップ3台は後続との差を広げながら、息詰まる攻防を繰り広げます。
均衡が破れたのは15周目。第1コーナーで尾野が若松をかわして2番手へ浮上すると、一気に高杉との差を詰めます。そして16周目、尾野が高杉をかわしてトップを奪取。さらに若松も第2ヘアピンで高杉をかわして2番手へ浮上し、優勝争いは尾野と若松の一騎打ちとなりました。
終盤は毎周のようにトップが入れ替わる白熱のバトルが続きます。若松は19周目の第2ヘアピンでトップを奪いますが、尾野が最終コーナーで抜き返し、トップでコントロールラインを通過。勝負はファイナルラップへ持ち込まれました。
ファイナルラップでも両者は一歩も譲らず、サイド・バイ・サイドのままチェッカーを受けました。同タイムでのフィニッシュとなりましたが、着順判定の結果、尾野が劇的な優勝を飾りました。2位は若松、3位に高杉。4位には知識、5位に飯高、6位には武中が入りました。
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筑波大会は公開テストがなく、土曜日からの走行だったので、セットアップに苦しみました。想定外の13番グリッドとなり、後方からのスタートになってしまいました。筑波はパッシングポイントが少ないコースなので、どう追い上げるかを考えていました。決勝はドライになりましたが、ほぼぶっつけ本番のような状況だったので、走りながらアジャストしようと思ってグリッドに並びました。想定以上に早い段階でトップ争いに加わることができ、最後は若松選手との一騎打ちになりました。すばらしいマッチレースを観客の皆さんに見ていただけましたし、その結果として勝てたことを本当にうれしく思います。
筑波大会は公開テストがなく、土曜日からの走行だったので、セットアップに苦しみました。想定外の13番グリッドとなり、後方からのスタートになってしまいました。筑波はパッシングポイントが少ないコースなので、どう追い上げるかを考えていました。決勝はドライになりましたが、ほぼぶっつけ本番のような状況だったので、走りながらアジャストしようと思ってグリッドに並びました。想定以上に早い段階でトップ争いに加わることができ、最後は若松選手との一騎打ちになりました。すばらしいマッチレースを観客の皆さんに見ていただけましたし、その結果として勝てたことを本当にうれしく思います。

悔しい気持ちでいっぱいです。 今回は公開テストがなかったので、自分なりに練習を重ね、さまざまな状況を想定して臨んだレースウイークでした。尾野選手はアジアロードレース選手権に参戦していて、そこからマシンを乗り換えてきましたし、予選でも苦戦しているように見えたので、今回はチャンスだと思っていました。これまでとは違うバトルができましたが、やはり尾野選手のレース運びはうまかったです。 前の周に尾野選手の前へ出られたコーナーで最終ラップも勝負をかけましたが、うまくいきませんでした。次は負けないように、そして勝てるように取り組んでいきたいと思います。
悔しい気持ちでいっぱいです。 今回は公開テストがなかったので、自分なりに練習を重ね、さまざまな状況を想定して臨んだレースウイークでした。尾野選手はアジアロードレース選手権に参戦していて、そこからマシンを乗り換えてきましたし、予選でも苦戦しているように見えたので、今回はチャンスだと思っていました。これまでとは違うバトルができましたが、やはり尾野選手のレース運びはうまかったです。 前の周に尾野選手の前へ出られたコーナーで最終ラップも勝負をかけましたが、うまくいきませんでした。次は負けないように、そして勝てるように取り組んでいきたいと思います。













