ST600 決勝
ST600 2026
Round 3

小山が4年ぶりの優勝。Honda勢が表彰台を独占

jp オートポリス

5月30日(土)、31日(日)に全日本ロードレース選手権(JRR)第3戦「スーパーバイクレース in 九州」がオートポリス(大分県)で開催されました。ST600クラスにとっては2大会目、今シーズン3レース目となります。

小山が4年ぶりの優勝。Honda勢が表彰台を独占

決勝レースは、ウォームアップラップ後に1台のマシンがエンジンストールしたことでスタートディレイとなり、ウォームアップラップを再度実施。15周から1周減算された14周で争われました。

千田俊輝(SE COMPETITION)が好スタートを決め、後続を引き離す速さをみせると、オープニングラップを制してレースをリード。それを小田喜阿門(SDG Team HARC-PRO. Honda)、小山知良(日本郵便 NTT docomo Business)、高橋匠(ヤマハ)、松岡玲(ヤマハ)が追います。

しかし、トップを快走していた千田は2周目の第2ヘアピンで転倒。代わってトップに立ったのは小山でした。小山を小田喜、高橋、松岡、田中啓介(ヤマハ)、伊達悠太(BATTLE FACTORY)が追います。

5周目には、小山、高橋、小田喜、松岡、伊達が後続を引き離します。6周目には伊達が4番手に浮上。小田喜が5番手となり、その背後に長尾健吾(ヤマハ)が続きました。

7周目には大きく順位が動きます。小山がトップを守る一方、松岡が2番手、伊達が3番手に浮上。高橋が4番手、小田喜が5番手、長尾が6番手となり、激しいトップ争いを展開します。

終盤に入ると、小山、松岡、伊達による首位争いが激化。11周目に松岡がトップを奪いますが、小山もすぐに首位を奪い返します。各ライダーの激しいプッシュが続く中、12周目には再び松岡がトップに立ち、小山、伊達、小田喜、長尾が続きます。最終セクターでは伊達が2番手へ浮上するなど、優勝争いはさらに激しさを増しました。

13周目には小田喜が小山をかわして3番手に浮上。松岡がトップで最終ラップを迎えますが、まさかの転倒を喫します。これにより小田喜、小山、伊達による三つ巴の優勝争いとなりました。

最後の攻防を制したのは小山で、4年ぶりの優勝を達成。2位に小田喜、3位には伊達が入り、Honda勢が表彰台を独占しました。


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小山 知良
小山 知良 71
日本郵便 NTT docomo Business
前戦のSUGOは、レース1ではトップを引っ張りながらも4位。レース2はトップを走っていましたが、ケガの影響もあって3位でした。今回も同じような結果に終わるのかと思いましたが、あきらめるのは嫌でした。エンジンブレーキもリアブレーキも使い、1速までシフトダウンしてきっちりマシンを止められたのが勝因です。しんどいレースでしたが、つらいリハビリに比べれば頑張れると思いました。優勝することができてうれしいです。支えてくれた皆さんに喜んでもらえたのなら、それが一番うれしいことです。

小田喜 阿門
小田喜 阿門 10
SDG Team HARC-PRO. Honda
事前テストもあまり走れず、金曜日の走行もタイムが伸びなかったので、表彰台を目指したい気持ちはありましたが、難しいのかなと弱気になっていました。それでもチームがセッティングを見つけ出してくれたので、自分もそれに応えなければという思いで予選に挑みました。自分の弱点を修正して掴んだフロントロー。その時の自信が、ターニングポイントになりました。決勝では自分の足りない部分も感じましたが、あきらめたら絶対に勝てないので、自分の最大限を出しきろうと思いました。最終ラップでトップに立ったのは想定外でしたが、それを守りきれなかったのは自分の弱さだと思います。小山さんの強さを学び、次戦に備えたいです。Honda勢が表彰台を独占し、その一員になれたことをうれしく思います。

伊達 悠太
伊達 悠太 1
BATTLE FACTORY
今回のレースは厳しい戦いになると思っていました。金曜日、土曜日の走行では思うようなフィーリングが得られず、自己ベストタイムにも届きませんでした。そこで大きくセッティングを変更し、「これなら戦える」というレベルまで持ってくることができました。メカニックやサスペンションスタッフの皆さんが夜遅くまで作業をしてくれました。本当は優勝して、その期待に応えたかったのですが、結果は3位表彰台でした。優勝こそ逃したものの、チームのサポートがあっての結果だと思いますし、とても感謝しています。今シーズンはまだ優勝できていないので悔しいです。次は勝ちたいと思います。


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