ST1000 決勝
ST1000 2026
Round 3

0.094秒の僅差で羽田が2連勝。國峰が2位、名越が3位で表彰台獲得

jp オートポリス

5月30日(土)、31日(日)に全日本ロードレース選手権(JRR)第3戦「スーパーバイクレース in 九州」がオートポリス(大分県)で開催されました。

0.094秒の僅差で羽田が2連勝。國峰が2位、名越が3位で表彰台獲得

14周で争われたST1000クラスの決勝レース。好スタートを決め先頭に出た羽田太河(Astemo Pro Honda SI Racing)を、國峰啄磨(TOHO Racing)、亀井雄大(RTJapan M Auto)、伊藤元治(YAHAGI Racing Team)、荒川晃大(Astemo Pro Honda SI Racing)が追います。

レース序盤は羽田と國峰によるトップ争いとなり、4周目に國峰が首位に立ちますが、羽田がすぐに逆転してトップを奪い返します。荒川は伊藤をパスして4番手に浮上しました。

5周目の通過順位は羽田、國峰、亀井、荒川、伊藤。このトップ集団に村瀬健琉(スズキ)が追いつき、トップ争いは6台による接戦となります。

しかし7周目、亀井を抜いて3位に上がった荒川が第2ヘアピンでスリップダウン。同時に第2ヘアピン手前の緩い右コーナーでほかの転倒車両からオイルが漏れたため、赤旗の提示でレースは中断されました。

再スタート後のレースは8周で争われました。亀井が好スタートを決めてホールショットを奪い、それを羽田、伊藤が追います。1周目は亀井、羽田、國峰、伊藤、名越哲平(SDG Team HARC-PRO. Honda)、荒川の順でコントロールラインを通過しました。

2周目には羽田がトップに浮上し、亀井、國峰が続きます。名越はファステストラップを記録しながら國峰に迫り、一時は3番手に浮上しますが、國峰もすぐに抜き返してポジションを守ります。

3周目には羽田、亀井、國峰、名越、伊藤、荒川の争いに和田留佳(アプリリア)、豊島怜(MOTO BUM HONDA)、岩戸亮介(カワサキ)が加わり、トップ集団は数珠つなぎの状態となります。

トップ争いでは羽田と國峰がわずかに後続を引き離し、一騎打ちの様相を呈します。名越は自己ベストタイムを更新し続け、5周目に3番手を走る亀井をかわし、前を行く2台を追いました。その後方では伊藤、亀井、荒川、和田、豊島による4番手争いが繰り広げられます。

7周目には羽田と國峰のトップ争いに名越が追いつき、3台による接戦となります。荒川も4番手に浮上し、勝負は最終ラップへともつれ込みました。

羽田と國峰は互いにベストラップを記録する激しい攻防を展開。最後まで首位を守りきった羽田がトップチェッカーを受けました。2位國峰との差はわずか0.094秒。3位には名越が入り、ST1000クラスでの初表彰台を獲得しました。

4位に荒川、5位に伊藤、6位に亀井が続き、豊島は8位でチェッカーを受けました。


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羽田 太河
羽田 太河 1
Astemo Pro Honda SI Racing
オフシーズンにタイでトレーニングをしていた際に右肩をケガしてしまいました。回復してきたと思っていたのですが、オートポリスに来て走り始めたら痛みが強くなり、決勝を走りきることも難しいと感じるほどでした。チームに「走れないかもしれない」と伝えたくらいです。それでもなんとか走りきり、最終的に優勝できました。これまでのレース人生で一番つらいレースだったと思います。赤旗でレースが中断し、一度切れてしまった集中力をもう一度高めて走り出さなければならなかったことも大変でした。それでも最後に勝つことができて本当によかったです。

國峰 啄磨
國峰 啄磨 104
TOHO Racing
ケガが快方に向かい、開幕戦SUGOのときよりもいい状態で挑めました。ポールポジションからのスタートで、優勝しか考えていなかったので、負けてしまったことが悔しくて仕方ありません。今は言葉が見つからないです。次こそは勝てるように頑張ります。

名越 哲平
名越 哲平 56
SDG Team HARC-PRO. Honda
昨年のオートポリスでケガをしてしまい、レースに復帰できるかどうかという状況まで追い込まれました。今年は心機一転、カテゴリーを変えて挑戦していますが、開幕戦から難しさを感じていました。今回も予選までは苦戦しましたが、決勝ではフィーリングが改善し、調子も上がっていました。赤旗によってトップグループとの差がなくなり、その状況をうまく味方につけることができた結果の表彰台だと思います。この表彰台をいいスタートとして、残りのシーズンも頑張っていきます。


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