雨の鈴鹿で日浦が3位表彰台を獲得
全日本ロードレース選手権(JRR)第7戦「第57回MFJグランプリ スーパーバイクレース in 鈴鹿」が鈴鹿サーキット(三重県)で開催され、10月25日(土)には各クラスの予選と、JSB1000クラスのレース1が行われました。

今大会のJSB1000クラスは2レース開催で、土曜日の午前中に予選、午後にレース1が行われました。レース2は日曜日に開催されます。予選では、エントリーした24台が30分間のセッションを実施。ベストタイムがレース1、セカンドタイムがレース2のグリッドとなります。
前戦のオートポリスで負傷した名越哲平(SDG Team HARC-PRO. Honda)はドクターストップにより欠場。その代役として、アジアロードレース選手権(ARRC)を戦う阿部恵斗(SDG Team HARC-PRO. Honda)が参戦しました。また、日浦大治朗(Honda Dream RT 桜井ホンダ)がスポット参戦し、23日(木)の特別スポーツ走行で転倒した鈴木光来(Team ATJ)は、大きなケガはなかったものの大事を取り欠場しています。
予選の路面コンディションはウエットから始まり、ライン上が徐々に乾いていきました。野左根航汰(Astemo Pro Honda SI Racing)がHonda勢トップの4番手を獲得。5番手に岩田悟(Team ATJ)、6番手に長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)が続きました。
午後に行われたレース1はウエット宣言が出され、全車がグリッドにつく間に雨足が強まりました。通常、ウエット宣言が出ると周回数は減算されますが、今回は14周のまま変更なく実施されました。
ホールショットを奪った水野涼(ドゥカティ)と浦本修充(BMW)がトップ争いを展開。その後を長島、岩田、津田拓也(スズキ)、野左根、阿部が数珠つなぎで追います。2周目には岩田が長島を捕らえて3番手に浮上し、津田、長島と順位が変動。3番手争いに追いついた日浦は、5周目のヘアピンで5番手に浮上します。6周目時点では長島が3番手、その後に津田、日浦、岩田、渥美心(スズキ)、野左根が続きます。
終盤にかけて雨量が増し、ハードウエット路面の中で3番手争いは津田を追う日浦と長島のバトルが激化。8周目のシケインで長島がラインを外し、日浦が3番手に浮上します。その後、4番手には野左根が上がり、8番手に岩田、さらに5秒差で阿部が続きました。
日浦は自己ベストを更新し、3番手の津田に迫ります。雨が強まる中、12周目に長島が転倒。続いて津田、中冨伸一(ヤマハ)も転倒し、13周目に赤旗が提示されました。
12周目の通過順位が正式リザルトとなり、日浦が3位で表彰台を獲得。5位に野左根、6位に岩田、7位に阿部、9位に伊藤和輝(Honda Dream RT 桜井ホンダ)が入りました。
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後半はとても激しい雨でしたが、周りを気にする余裕はなく、とにかく転ばないように必死で走りました。表彰台に立てて本当にうれしいです。スポット参戦したSUGOでも表彰台に立てましたが、その時は津田選手のペナルティーの影響を受けた結果でした。今回は争っていた津田選手が転倒してしまった上での3位なので、明日のレース2は自分の実力で勝ち取りたいです。今回も桜井ホンダさんがすばらしいマシンを用意してくださり、ファンの皆さんの応援が力になりました。本当に感謝しています。
後半はとても激しい雨でしたが、周りを気にする余裕はなく、とにかく転ばないように必死で走りました。表彰台に立てて本当にうれしいです。スポット参戦したSUGOでも表彰台に立てましたが、その時は津田選手のペナルティーの影響を受けた結果でした。今回は争っていた津田選手が転倒してしまった上での3位なので、明日のレース2は自分の実力で勝ち取りたいです。今回も桜井ホンダさんがすばらしいマシンを用意してくださり、ファンの皆さんの応援が力になりました。本当に感謝しています。

排気系のトラブルがあり、思うようなエンジンパフォーマンスを発揮できませんでした。その中でもなんとかゴールすることができました。ライバルも一緒ですが、雨のレース経験が少なく、ウエット路面での走行機会もなかったので、もう少しプッシュすべきだったと感じています。トップグループについていきたかったです。反省点も多いですが、レース2ではマシンを見直して、自分自身もいいパフォーマンスをみせたいです。ランキング争いでも上位を狙えるように、どんなコンディションでも集中して挑みます。
排気系のトラブルがあり、思うようなエンジンパフォーマンスを発揮できませんでした。その中でもなんとかゴールすることができました。ライバルも一緒ですが、雨のレース経験が少なく、ウエット路面での走行機会もなかったので、もう少しプッシュすべきだったと感じています。トップグループについていきたかったです。反省点も多いですが、レース2ではマシンを見直して、自分自身もいいパフォーマンスをみせたいです。ランキング争いでも上位を狙えるように、どんなコンディションでも集中して挑みます。

序盤、みんなが様子を見ている中で、行けるところまで前に出ようと思ってプッシュしましたが、フィーリングがあまりよくなく、上位キープは難しいと感じていました。それでもライディングを変えたり、制御系を調整しながら周回を重ね、少しずつ感触がよくなっていきました。雨量が多い中でもこれまでより走れるようになったのはポジティブな収穫でした。この状況でしっかり完走できたのは大きいと思います。結果をしっかりと受け止め改善して、レース2では表彰台を狙います。
序盤、みんなが様子を見ている中で、行けるところまで前に出ようと思ってプッシュしましたが、フィーリングがあまりよくなく、上位キープは難しいと感じていました。それでもライディングを変えたり、制御系を調整しながら周回を重ね、少しずつ感触がよくなっていきました。雨量が多い中でもこれまでより走れるようになったのはポジティブな収穫でした。この状況でしっかり完走できたのは大きいと思います。結果をしっかりと受け止め改善して、レース2では表彰台を狙います。
JSB1000 決勝レース1リザルト
Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Time/Gap |
|---|---|---|---|---|---|
1 | 水野 涼 | 3 | DUCATI Team KAGAYAMA | Ducati | 28'03.743 |
2 | 浦本 修充 | 31 | AutoRace Ube Racing Team | BMW | +6.099 |
3 | 日浦 大治朗 | 14 | Honda Dream RT 桜井ホンダ | Honda | +15.050 |
4 | 渥美 心 | 16 | Yoshimura SERT Motul | SUZUKI | +24.524 |
5 | 野左根 航汰 | 4 | Astemo Pro Honda SI Racing | Honda | +25.225 |
6 | 岩田 悟 | 8 | Team ATJ | Honda | +27.745 |
7 | 阿部 恵斗 | 46 | SDG Team HARC-PRO. Honda | Honda | +36.201 |
9 | 伊藤 和輝 | 9 | Honda Dream RT 桜井ホンダ | Honda | +42.612 |
14 | 長島 哲太 | 10 | DUNLOP Racing Team with YAHAGI | Honda | +1 Lap |
15 | 須貝 義行 | 33 | TEAM SUGAI RACING JAPAN | Honda | +1 Lap |
19 | 杉山 優輝 | 17 | Honda Suzuka Racing Team | Honda | +3 Laps |
























