ST600 決勝
ST600 2025
Round 6

小山が復活のポールポジション、表彰台を獲得

jp 岡山国際サーキット

全日本ロードレース選手権(JRR)第6戦「スーパーバイクレース in 岡山」が10月4日(土)、5日(日)に岡山国際サーキット(岡山県)で行われました。

小山が復活のポールポジション、表彰台を獲得

土曜日、雨の中でのST600クラスの予選は、途中で液体もれによる赤旗中断や、雨脚が強まったり弱まったりと、難しい状況になりました。そんな中で大きなケガから復活しつつある小山知良(日本郵便 Honda Racing TP)が、5年ぶりのポールポジション獲得を果たします。

決勝日の朝は、雨は上がったもののウエットコンディションとなりました。各車セッティングが進められないまま午後の決勝を迎えました。

スケジュールが遅れ、この日最後に行なわれるST600決勝がスタートするころには、少し日が傾き始めていました。小山はオープニングラップから積極的にトップ争いを展開。長尾健吾(ヤマハ)には逃げられてしまいますが、松岡玲(ヤマハ)、伊達悠太(ヤマハ)、南本宗一郎(ヤマハ)といったヤマハ包囲網の中で2番手争いを繰り広げます。ケガの影響で途中少しペースを落とすなど、ひやりとする場面もみせました。しかし小山は自身をコントロールしながら見事にこの2位争いを制し、今季初表彰台を獲得しました。


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小山 知良
小山 知良 11
日本郵便 Honda RACING TP
事前テストから長尾選手が絶対的なアベレージタイムを持っていることが分かっていたので、2番手争いの中でペースをコントロールしていました。途中でペースをコントロールして、残り5周で追い込んで2番手に上がりました。最終戦は皆さんに楽しんでもらえるようなビッグバトルをして優勝を狙っていきます。

小田喜 阿門
小田喜 阿門 33
SDG Team HARC-PRO. Honda
ドライの方が自信がありました。12周までは得意なブレーキで順位を上げていくことができましたが、前のトップ5台を追うことはできませんでした。実力やセットアップの詰め方など、トップライダーとの差を感じたレースになりました。 しかし、オートポリス、岡山国際と初めてのサーキットが2回続いた中、岡山では6位でゴールできたので、次の鈴鹿は自分のレベルを上げて、表彰台に立てるように頑張ります。 

藤田 哲弥
藤田 哲弥 5
TN45 Racing Team
事前テストでは1日ドライで走れたものの、仕上がりがよくなかったので、レースウイークでいろいろと試したいと思っていました。しかし雨の走行が続き、決勝はドライになって路面が滑りやすく、ペースを上げることができませんでした。難しいレースでした。今回でチャンピオンの可能性がなくなってしまったのが悔しいです。最終戦では、トライしているブレーキングを自分のものにして優勝したいです。

千田 俊輝 13
SE COMPETITION
序盤のペースはよかったのですが、終盤になると腕上がりの症状が出てしまい、つらい走行になりました。また、走路外走行によりペナルティーを受け、レース後に1つポジションが下がってしまいました。事前テストでは4番手タイムを記録できており、それを決勝に活かすことができずに残念です。最終戦は最も走り込んでいる鈴鹿サーキットなので、トップグループでレースができるようにしたいです。

ST600 決勝レースリザルト

Pos.

Rider

Num.

チーム

Constr.

Time/Gap

1

長尾 健吾

2

TEAMKENKEN YTch

Yamaha

30'40.178

2

小山 知良

11

日本郵便 Honda Racing TP

Honda

+3.893

3

伊達 悠太

3

AKENO SPEED・MAVERICK

Yamaha

+4.061

4

松岡 玲

6

ITO RACING BORG CUSTOM

Yamaha

+4.146

5

南本 宗一郎

44

AKENO SPEED・YAMAHA

Yamaha

+4.728

6

小田喜 阿門

33

SDG Team HARC-PRO. Honda

Honda

+15.464

7

高橋 匠

38

KAWAKEN GBSracing

Yamaha

+18.111

8

藤田 哲弥

5

TN45 Racing Team

Honda

+19.857

9

千田 俊輝

13

SE COMPETITION

Honda

+23.762

12

鈴木 大空翔

12

Astemo Pro Honda SI Racing

Honda

+38.896

13

中島 元気

32

Honda Suzuka Racing Team

Honda

+38.957

14

濵田 寛太

21

SDG Team HARC-PRO. Honda

Honda

+45.071

15

徳田 翔

31

MOTO BUM HONDA

Honda

+45.702

16

楠 留維

36

MOTO BUM HONDA

Honda

+49.522

17

松本 康雅

49

MOTO BUM HONDA

Honda

+54.083

20

笠井 杏樹

22

TOHO Racing

Honda

+1'00.956

21

宮崎 隼

37

BATTLE FACTORY

Honda

+1'14.543


ST600 ポイントランキング

Pos.

Rider

Num.

チーム

Constr.

Pts.

1

伊達 悠太

3

AKENO SPEED・MAVERICK

Yamaha

84.2

2

南本 宗一郎

44

AKENO SPEED・YAMAHA

Yamaha

70.8

3

松岡 玲

6

ITO RACING BORG CUSTOM

Yamaha

57.8

4

長尾 健吾

2

TEAMKENKEN YTch

Yamaha

55.7

5

小山 知良

11

日本郵便 Honda Racing TP

Honda

53.3

6

藤田 哲弥

5

TN45 Racing Team

Honda

53.2

8

小田喜 阿門

33

SDG Team HARC-PRO. Honda

Honda

27.7

9

千田 俊輝

13

SE COMPETITION

Honda

24.3

12

荻原 羚大

48

SDG Team HARC-PRO. Honda

Honda

16.7

15

青田 魁

9

MOTO BUM HONDA

Honda

11.5

16

濵田 寛太

21

SDG Team HARC-PRO. Honda

Honda

5.5

17

鈴木 大空翔

12

Astemo Pro Honda SI Racing

Honda

5.3

19

中村 修一郎

43

Honda Dream Adachi ELF Racing

Honda

4.7

20

中島 元気

32

Honda Suzuka Racing Team

Honda

4

21

徳田 翔

31

MOTO BUM HONDA

Honda

2.5

22

松本 康雅

49

MOTO BUM HONDA

Honda

2


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