小山が復活のポールポジション、表彰台を獲得
全日本ロードレース選手権(JRR)第6戦「スーパーバイクレース in 岡山」が10月4日(土)、5日(日)に岡山国際サーキット(岡山県)で行われました。

土曜日、雨の中でのST600クラスの予選は、途中で液体もれによる赤旗中断や、雨脚が強まったり弱まったりと、難しい状況になりました。そんな中で大きなケガから復活しつつある小山知良(日本郵便 Honda Racing TP)が、5年ぶりのポールポジション獲得を果たします。
決勝日の朝は、雨は上がったもののウエットコンディションとなりました。各車セッティングが進められないまま午後の決勝を迎えました。
スケジュールが遅れ、この日最後に行なわれるST600決勝がスタートするころには、少し日が傾き始めていました。小山はオープニングラップから積極的にトップ争いを展開。長尾健吾(ヤマハ)には逃げられてしまいますが、松岡玲(ヤマハ)、伊達悠太(ヤマハ)、南本宗一郎(ヤマハ)といったヤマハ包囲網の中で2番手争いを繰り広げます。ケガの影響で途中少しペースを落とすなど、ひやりとする場面もみせました。しかし小山は自身をコントロールしながら見事にこの2位争いを制し、今季初表彰台を獲得しました。
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事前テストから長尾選手が絶対的なアベレージタイムを持っていることが分かっていたので、2番手争いの中でペースをコントロールしていました。途中でペースをコントロールして、残り5周で追い込んで2番手に上がりました。最終戦は皆さんに楽しんでもらえるようなビッグバトルをして優勝を狙っていきます。
事前テストから長尾選手が絶対的なアベレージタイムを持っていることが分かっていたので、2番手争いの中でペースをコントロールしていました。途中でペースをコントロールして、残り5周で追い込んで2番手に上がりました。最終戦は皆さんに楽しんでもらえるようなビッグバトルをして優勝を狙っていきます。

ドライの方が自信がありました。12周までは得意なブレーキで順位を上げていくことができましたが、前のトップ5台を追うことはできませんでした。実力やセットアップの詰め方など、トップライダーとの差を感じたレースになりました。 しかし、オートポリス、岡山国際と初めてのサーキットが2回続いた中、岡山では6位でゴールできたので、次の鈴鹿は自分のレベルを上げて、表彰台に立てるように頑張ります。
ドライの方が自信がありました。12周までは得意なブレーキで順位を上げていくことができましたが、前のトップ5台を追うことはできませんでした。実力やセットアップの詰め方など、トップライダーとの差を感じたレースになりました。 しかし、オートポリス、岡山国際と初めてのサーキットが2回続いた中、岡山では6位でゴールできたので、次の鈴鹿は自分のレベルを上げて、表彰台に立てるように頑張ります。

事前テストでは1日ドライで走れたものの、仕上がりがよくなかったので、レースウイークでいろいろと試したいと思っていました。しかし雨の走行が続き、決勝はドライになって路面が滑りやすく、ペースを上げることができませんでした。難しいレースでした。今回でチャンピオンの可能性がなくなってしまったのが悔しいです。最終戦では、トライしているブレーキングを自分のものにして優勝したいです。
事前テストでは1日ドライで走れたものの、仕上がりがよくなかったので、レースウイークでいろいろと試したいと思っていました。しかし雨の走行が続き、決勝はドライになって路面が滑りやすく、ペースを上げることができませんでした。難しいレースでした。今回でチャンピオンの可能性がなくなってしまったのが悔しいです。最終戦では、トライしているブレーキングを自分のものにして優勝したいです。
序盤のペースはよかったのですが、終盤になると腕上がりの症状が出てしまい、つらい走行になりました。また、走路外走行によりペナルティーを受け、レース後に1つポジションが下がってしまいました。事前テストでは4番手タイムを記録できており、それを決勝に活かすことができずに残念です。最終戦は最も走り込んでいる鈴鹿サーキットなので、トップグループでレースができるようにしたいです。
序盤のペースはよかったのですが、終盤になると腕上がりの症状が出てしまい、つらい走行になりました。また、走路外走行によりペナルティーを受け、レース後に1つポジションが下がってしまいました。事前テストでは4番手タイムを記録できており、それを決勝に活かすことができずに残念です。最終戦は最も走り込んでいる鈴鹿サーキットなので、トップグループでレースができるようにしたいです。
ST600 決勝レースリザルト
Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Time/Gap |
|---|---|---|---|---|---|
1 | 長尾 健吾 | 2 | TEAMKENKEN YTch | Yamaha | 30'40.178 |
2 | 小山 知良 | 11 | 日本郵便 Honda Racing TP | Honda | +3.893 |
3 | 伊達 悠太 | 3 | AKENO SPEED・MAVERICK | Yamaha | +4.061 |
4 | 松岡 玲 | 6 | ITO RACING BORG CUSTOM | Yamaha | +4.146 |
5 | 南本 宗一郎 | 44 | AKENO SPEED・YAMAHA | Yamaha | +4.728 |
6 | 小田喜 阿門 | 33 | SDG Team HARC-PRO. Honda | Honda | +15.464 |
7 | 高橋 匠 | 38 | KAWAKEN GBSracing | Yamaha | +18.111 |
8 | 藤田 哲弥 | 5 | TN45 Racing Team | Honda | +19.857 |
9 | 千田 俊輝 | 13 | SE COMPETITION | Honda | +23.762 |
12 | 鈴木 大空翔 | 12 | Astemo Pro Honda SI Racing | Honda | +38.896 |
13 | 中島 元気 | 32 | Honda Suzuka Racing Team | Honda | +38.957 |
14 | 濵田 寛太 | 21 | SDG Team HARC-PRO. Honda | Honda | +45.071 |
15 | 徳田 翔 | 31 | MOTO BUM HONDA | Honda | +45.702 |
16 | 楠 留維 | 36 | MOTO BUM HONDA | Honda | +49.522 |
17 | 松本 康雅 | 49 | MOTO BUM HONDA | Honda | +54.083 |
20 | 笠井 杏樹 | 22 | TOHO Racing | Honda | +1'00.956 |
21 | 宮崎 隼 | 37 | BATTLE FACTORY | Honda | +1'14.543 |
ST600 ポイントランキング
Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Pts. |
|---|---|---|---|---|---|
1 | 伊達 悠太 | 3 | AKENO SPEED・MAVERICK | Yamaha | 84.2 |
2 | 南本 宗一郎 | 44 | AKENO SPEED・YAMAHA | Yamaha | 70.8 |
3 | 松岡 玲 | 6 | ITO RACING BORG CUSTOM | Yamaha | 57.8 |
4 | 長尾 健吾 | 2 | TEAMKENKEN YTch | Yamaha | 55.7 |
5 | 小山 知良 | 11 | 日本郵便 Honda Racing TP | Honda | 53.3 |
6 | 藤田 哲弥 | 5 | TN45 Racing Team | Honda | 53.2 |
8 | 小田喜 阿門 | 33 | SDG Team HARC-PRO. Honda | Honda | 27.7 |
9 | 千田 俊輝 | 13 | SE COMPETITION | Honda | 24.3 |
12 | 荻原 羚大 | 48 | SDG Team HARC-PRO. Honda | Honda | 16.7 |
15 | 青田 魁 | 9 | MOTO BUM HONDA | Honda | 11.5 |
16 | 濵田 寛太 | 21 | SDG Team HARC-PRO. Honda | Honda | 5.5 |
17 | 鈴木 大空翔 | 12 | Astemo Pro Honda SI Racing | Honda | 5.3 |
19 | 中村 修一郎 | 43 | Honda Dream Adachi ELF Racing | Honda | 4.7 |
20 | 中島 元気 | 32 | Honda Suzuka Racing Team | Honda | 4 |
21 | 徳田 翔 | 31 | MOTO BUM HONDA | Honda | 2.5 |
22 | 松本 康雅 | 49 | MOTO BUM HONDA | Honda | 2 |











