Honda勢が表彰台の2席を獲得
10月4日(土)、5日(日)に岡山国際サーキット(岡山県)で、全日本ロードレース選手権(JRR)第6戦「スーパーバイクレース in 岡山」が行われました。

今大会のJSB1000クラスは、前戦の転倒で負傷した名越哲平(SDG Team HARC-PRO. Honda)が欠場。その代役としてアジアロードレース選手権(ARRC)を戦うチームメートの阿部恵斗が参戦しました。
シーズンで唯一の全クラスが1レース制となった今大会。土曜日の予選は全車での35分間のQ1と、Q1でのトップ10台が参加する15分間のQ2という、ノックアウト方式が採用されました。Q1から激しいタイムアタック合戦が展開され、Q2では阿部が1分44秒台前半をマークして大健闘。2番グリッドを獲得します。
日曜日、雨上がりの決勝は長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)がオープニングラップを制します。2周目には中須賀克行(ヤマハ)にトップの座を譲った長島は、水野涼(ドゥカティ)、野左根航汰(Astemo Pro Honda SI Racing)との2番手争いに移行。レース後半には水野が遅れ、長島と野左根は一騎打ちの展開となりました。
トップ集団が最終ラップに入った時に、後方で転倒車が出て赤旗が提示されました。これでレース成立となり、2位争いは野左根に軍配が上がります。長島は3位に甘んじたものの、少数派のダンロップタイヤを表彰台に導きました。表彰台獲得は長島にとって自身JSB1000クラス初となります。
HRC公式Instagramで最新情報をチェック!
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/

今日は得意なスタートを決められず集団に埋もれてしまいました。終盤は長島選手との争いになりましたが、以前J-GP2クラスで同じようにバトルをして負けたことがあったので、「今回は絶対に負けない」と思って前に出ました。今週は大きな転倒も喫してしまい、流れをつくることができませんでした。それでも岡山国際サーキットは最も好きなコースですし、レインコンディションなら中須賀選手に勝つことができると狙っていたのですが、ドライでは中須賀選手の方が上手でした。最終戦は集大成となるので、しっかり優勝を目指します。
今日は得意なスタートを決められず集団に埋もれてしまいました。終盤は長島選手との争いになりましたが、以前J-GP2クラスで同じようにバトルをして負けたことがあったので、「今回は絶対に負けない」と思って前に出ました。今週は大きな転倒も喫してしまい、流れをつくることができませんでした。それでも岡山国際サーキットは最も好きなコースですし、レインコンディションなら中須賀選手に勝つことができると狙っていたのですが、ドライでは中須賀選手の方が上手でした。最終戦は集大成となるので、しっかり優勝を目指します。

世界から全日本に戻り、ダンロップタイヤの開発という選択をして戦ってきました。昨年は課題が明確になりましたが、それを克服するにはどうすればいいかを模索し、何度もくじけそうになりました。今年は開幕からいいレースができるようになり、こうやって表彰台にも上ることができました。これまでのやり方や自分の選択が間違っていなかったと証明することができましたし、感慨深い一戦になりました。最終戦も厳しい戦いになると思いますが、ダンロップとともに結果を残せるよう取り組んでいきます。
世界から全日本に戻り、ダンロップタイヤの開発という選択をして戦ってきました。昨年は課題が明確になりましたが、それを克服するにはどうすればいいかを模索し、何度もくじけそうになりました。今年は開幕からいいレースができるようになり、こうやって表彰台にも上ることができました。これまでのやり方や自分の選択が間違っていなかったと証明することができましたし、感慨深い一戦になりました。最終戦も厳しい戦いになると思いますが、ダンロップとともに結果を残せるよう取り組んでいきます。
JSB1000 決勝リザルト
Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Time/Gap |
|---|---|---|---|---|---|
1 | 中須賀 克行 | 2 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM | Yamaha | 33'44.465 |
2 | 野左根 航汰 | 4 | Astemo Pro Honda SI Racing | Honda | +13.232 |
3 | 長島 哲太 | 10 | DUNLOP Racing Team with YAHAGI | Honda | +13.511 |
4 | 水野 涼 | 3 | DUCATI Team KAGAYAMA | Ducati | +21.345 |
5 | 津田 拓也 | 7 | Team SUZUKI CN CHALLENGE | Suzuki | +28.259 |
6 | 伊藤 和輝 | 9 | Honda Dream RT 桜井ホンダ | Honda | +33.825 |
7 | 鈴木 光来 | 30 | Team ATJ | Honda | +38.272 |
8 | 岩田 悟 | 8 | Team ATJ | Honda | +43.239 |
17 | 杉山 優輝 | 17 | Honda Suzuka Racing Team | Honda | +1 Lap |
19 | 阿部 恵斗 | 46 | SDG Team HARC-PRO. Honda | Honda | +37.913 |
JSB1000 ポイントランキング
Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Pts. |
|---|---|---|---|---|---|
1 | 中須賀 克行 | 2 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM | Yamaha | 185 |
2 | 野左根 航汰 | 4 | Astemo Pro Honda SI Racing | Honda | 91 |
3 | 伊藤 和輝 | 9 | Honda Dream RT 桜井ホンダ | Honda | 90 |
4 | 浦本 修充 | 31 | AutoRace Ube Racing Team | BMW | 86 |
5 | 津田 拓也 | 7 | Team SUZUKI CN CHALLENGE | SUZUKI | 86 |
6 | 水野 涼 | 3 | DUCATI Team KAGAYAMA | Ducati | 85 |
7 | 岩田 悟 | 8 | Team ATJ | Honda | 71 |
8 | 長島 哲太 | 10 | DUNLOP Racing Team with YAHAGI | Honda | 70 |
9 | 鈴木 光来 | 30 | Team ATJ | Honda | 59 |
15 | 名越 哲平 | 6 | SDG Team HARC-PRO. Honda | Honda | 21 |
17 | 日浦 大治朗 | 14 | Honda Dream RT 桜井ホンダ | Honda | 16 |
18 | 高橋 巧 | 5 | Honda HRC Test Team | Honda | 13 |
20 | 杉山 優輝 | 17 | Honda Suzuka Racing Team | Honda | 12 |
22 | 國峰 啄磨 | 37 | TOHO Racing | Honda | 5 |
24 | 荒川 晃大 | 36 | Astemo Pro Honda SI Racing | Honda | 2 |
26 | 須貝 義行 | 33 | TEAM SUGAI RACING JAPAN | Honda | 1 |

















