長島が表彰台争いを展開し、4位フィニッシュ
全日本ロードレース選手権(JRR)第4戦「スーパーバイクレース in もてぎ」のJSB1000クラスは、8月23日(土)にレース1が、翌24日(日)にレース2が行われました。土曜日も高い気温に悩まされましたが、日曜日はさらに気温が上昇。レース1が15周だったのに対して、レース2は20周と長丁場の周回が設定されていたので、ライダーたちはそれぞれ、体温を下げる工夫を凝らしながらグリッドにつきました。

ホールショットを奪ったのは野左根航汰(Astemo Pro Honda SI Racing)。数台が重なり合う混戦の第1コーナーをうまく抜け出して、長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)が一気に2番手に浮上しました。各車が序盤のペース配分を考慮する中で、野左根は4番手に後退し、長島も6周目には3番手に後退します。その長島に迫ったのはファクトリーマシンに乗る水野涼(ドゥカティ)でした。長島は水野とし烈なバトルを繰り広げ、観客席を大いに沸かせます。
JSB1000クラスでは少数派のダンロップタイヤを装着している長島は、表彰台を獲得することはできませんでしたが、4位でフィニッシュしました。岩田悟(Team ATJ)は今季最高タイの5位、レース1はリタイアという悔しい結果に終わった名越哲平(SDG Team HARC-PRO. Honda)は最後まで走りきり6位でゴールしました。
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新たに開発したタイヤを金曜日に試し、いい感触をつかめていましたが、土曜日のレース1決勝は、ストックしていたタイヤで走りました。レース2ではどうしてもそのタイヤを使いたかったので、決勝朝のウォームアップ走行で確認し、決勝もその新たなタイヤで臨みました。この暑い環境でも機能してくれて、最後までバトルすることができました。タイヤ開発は難しく、すぐに反映されるものではありませんが、進化を示すことができてとてもうれしいです。今回のデータをしっかり分析して、さらにいいものにできればと思います。また、今日のバトルを観客の皆さんが楽しんでくれたのなら、それもうれしいです。次戦のオートポリスでもいいレースがしたいです。
新たに開発したタイヤを金曜日に試し、いい感触をつかめていましたが、土曜日のレース1決勝は、ストックしていたタイヤで走りました。レース2ではどうしてもそのタイヤを使いたかったので、決勝朝のウォームアップ走行で確認し、決勝もその新たなタイヤで臨みました。この暑い環境でも機能してくれて、最後までバトルすることができました。タイヤ開発は難しく、すぐに反映されるものではありませんが、進化を示すことができてとてもうれしいです。今回のデータをしっかり分析して、さらにいいものにできればと思います。また、今日のバトルを観客の皆さんが楽しんでくれたのなら、それもうれしいです。次戦のオートポリスでもいいレースがしたいです。

スタートが決まり、トップ集団に入ることはできましたが、野左根選手とラインが交錯し、ぶつかりそうだったのでアクセルを戻しました。中須賀克行選手(ヤマハ)や浦本修充選手(BMW)がうまくよけてくれたので、大きなアクシデントにはなりませんでしたが、その一瞬でトップ集団から離れてしまいました。そこからは、タイヤをしっかり機能させてばん回しようと気持ちを切り替えました。その結果、名越選手に追いつき、抑えることができました。序盤の5周までのポジションが結果に大きく影響するので、次戦では序盤を大事にして、念願の表彰台を取りにいきたいです。
スタートが決まり、トップ集団に入ることはできましたが、野左根選手とラインが交錯し、ぶつかりそうだったのでアクセルを戻しました。中須賀克行選手(ヤマハ)や浦本修充選手(BMW)がうまくよけてくれたので、大きなアクシデントにはなりませんでしたが、その一瞬でトップ集団から離れてしまいました。そこからは、タイヤをしっかり機能させてばん回しようと気持ちを切り替えました。その結果、名越選手に追いつき、抑えることができました。序盤の5周までのポジションが結果に大きく影響するので、次戦では序盤を大事にして、念願の表彰台を取りにいきたいです。

SUGOラウンドで痛めた肩の影響が残り、フィジカル的には100%ではありませんでしたが、チームと協力しながらいいセッティングを見つけることができていました。久しぶりに調子を取り戻し、いい結果を残せる手応えがあったのですが、レース1はトラブルで走りきれず…。気持ちを切り替えて臨んだレース2決勝は、路面温度の違いなどからか、いいフィーリングを得ることができなかったので、安定したペースで20周を走りきることを優先しました。鈴鹿8耐に比べて肩の痛みは少なく、ケガからの回復を感じられたことはポジティブです。次戦オートポリスまでにはさらに回復すると思いますし、納得できるレースができることを目指します。
SUGOラウンドで痛めた肩の影響が残り、フィジカル的には100%ではありませんでしたが、チームと協力しながらいいセッティングを見つけることができていました。久しぶりに調子を取り戻し、いい結果を残せる手応えがあったのですが、レース1はトラブルで走りきれず…。気持ちを切り替えて臨んだレース2決勝は、路面温度の違いなどからか、いいフィーリングを得ることができなかったので、安定したペースで20周を走りきることを優先しました。鈴鹿8耐に比べて肩の痛みは少なく、ケガからの回復を感じられたことはポジティブです。次戦オートポリスまでにはさらに回復すると思いますし、納得できるレースができることを目指します。
JSB1000 決勝レース2リザルト
Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Time/Gap |
|---|---|---|---|---|---|
1 | 浦本 修充 | 31 | AutoRace Ube Racing Team | BMW | 36'35.830 |
2 | 中須賀 克行 | 2 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM | Yamaha | +6.534 |
3 | 水野 涼 | 3 | DUCATI Team KAGAYAMA | Ducati | +14.571 |
4 | 長島 哲太 | 10 | DUNLOP Racing Team with YAHAGI | Honda | +22.255 |
5 | 岩田 悟 | 8 | Team ATJ | Honda | +29.165 |
6 | 名越 哲平 | 6 | SDG Team HARC-PRO. Honda | Honda | +31.958 |
7 | 伊藤 和輝 | 9 | Honda Dream RT 桜井ホンダ | Honda | +32.045 |
8 | 鈴木 光来 | 30 | Team ATJ | Honda | +42.901 |
12 | 杉山 優輝 | 17 | Honda Suzuka Racing Team | Honda | +1'11.222 |
17 | 野左根 航汰 | 4 | Astemo Pro Honda SI Racing | Honda | +3 Laps |
18 | 須貝 義行 | 33 | TEAM SUGAI RACING JAPAN | Honda | +5 Laps |
JSB1000 ポイントランキング
Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Pts. |
|---|---|---|---|---|---|
1 | 中須賀 克行 | 2 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM | Yamaha | 110 |
2 | 浦本 修充 | 31 | AutoRace Ube Racing Team | BMW | 86 |
3 | 水野 涼 | 3 | DUCATI Team KAGAYAMA | Ducati | 54 |
4 | 伊藤 和輝 | 9 | Honda Dream RT 桜井ホンダ | Honda | 53 |
5 | 津田 拓也 | 7 | Team SUZUKI CN CHALLENGE | SUZUKI | 51 |
6 | 岩田 悟 | 8 | Team ATJ | Honda | 50 |
8 | 長島 哲太 | 10 | DUNLOP Racing Team with YAHAGI | Honda | 35 |
10 | 野左根 航汰 | 4 | Astemo Pro Honda SI Racing | Honda | 31 |
11 | 鈴木 光来 | 30 | Team ATJ | Honda | 29 |
13 | 名越 哲平 | 6 | SDG Team HARC-PRO. Honda | Honda | 21 |
15 | 日浦 大治朗 | 14 | Honda Dream RT 桜井ホンダ | Honda | 16 |
16 | 高橋 巧 | 5 | Honda HRC Test Team | Honda | 13 |
18 | 杉山 優輝 | 17 | Honda Suzuka Racing Team | Honda | 11 |
19 | 國峰 啄磨 | 37 | TOHO Racing | Honda | 5 |
22 | 荒川 晃大 | 36 | Astemo Pro Honda SI Racing | Honda | 2 |
23 | 須貝 義行 | 33 | TEAM SUGAI RACING JAPAN | Honda | 1 |














