ポールポジションスタートの野左根が5位でフィニッシュ
全日本ロードレース選手権(JRR)第4戦の会場はモビリティリゾートもてぎ(栃木県)。3カ月のインターバルを経て、8月23日(土)に予選とレース1が行われました。

JSB1000クラスを戦うライダーの大多数が「2025 FIM世界耐久選手権“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第46回大会(以下、鈴鹿8耐)」に参戦。そこから3週間経っているものの、鈴鹿8耐同様に気温の高いレースウイークとなりました。
予選では野左根航汰(Astemo Pro Honda SI Racing)が、浦本修充(BMW)、中須賀克行(ヤマハ)とのアタック合戦を制しポールポジションを獲得。セカンドベストタイムで決まるレース2は中須賀にその座を譲りましたが、総合でのトップタイムをマークし、Honda移籍後初のポールポジションに笑顔がはじけました。
レース1は予選終了から4時間足らずでスタート。野左根がホールショットを奪います。オープニングラップでは津田拓也(スズキ)に首位争いを挑まれましたが、それを阻止して4周目まで首位を守ります。しかし、その後はペースを上げることができずに苦戦。それでもしっかり最後まで走りきり、5位でゴールしました。
また、オープニングラップを5番手で終えた名越哲平(SDG Team HARC-PRO. Honda)は2周目にトラブルに見舞われ、リタイアを余儀なくされました。
HRC公式Instagramで最新情報をチェック!
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/

このチームでは初、自分としては5年前にもてぎで獲得して以来のポールポジションとなりました。常にトップタイム、一番を目指しているので、トップタイムが記録できたことは本当にうれしかったですし、なによりもチームスタッフが喜んでくれました。決勝でも優勝を目指してスタートしたのですが、路面温度が想定以上に上がり、レースペースを維持するのが難しくなってしまいました。トップを維持しようと頑張りましたが、後半はレースを走りきることに集中しました。今回はロングランを検証するタイミングを作れていなかったこと、自分自身の体力面を含めたマネジメントがしっかりできなかったことが反省点です。レース2では、できることを最大限にやってリベンジしたいです。
このチームでは初、自分としては5年前にもてぎで獲得して以来のポールポジションとなりました。常にトップタイム、一番を目指しているので、トップタイムが記録できたことは本当にうれしかったですし、なによりもチームスタッフが喜んでくれました。決勝でも優勝を目指してスタートしたのですが、路面温度が想定以上に上がり、レースペースを維持するのが難しくなってしまいました。トップを維持しようと頑張りましたが、後半はレースを走りきることに集中しました。今回はロングランを検証するタイミングを作れていなかったこと、自分自身の体力面を含めたマネジメントがしっかりできなかったことが反省点です。レース2では、できることを最大限にやってリベンジしたいです。

決勝は暑さを想定して、ハード系のタイヤを選択してセットアップを考えましたが、ポジティブな部分とネガティブな部分の両方を感じるレースになりました。走ってみなければ分からないこともあったので、しっかりとデータに落とし込んで、レース2に挑みたいです。チームメートの鈴木光来選手は転倒してしまいましたが、身体のダメージはなくレース2も走れるので、気持ちを切り替えて、2人でシングルフィニッシュを目指します。レース1でのHonda勢トップは野左根選手なので、そこに届くようにバトルがしたいです。もてぎはチームの地元なので、いい結果を残せるよう全力で挑みます。
決勝は暑さを想定して、ハード系のタイヤを選択してセットアップを考えましたが、ポジティブな部分とネガティブな部分の両方を感じるレースになりました。走ってみなければ分からないこともあったので、しっかりとデータに落とし込んで、レース2に挑みたいです。チームメートの鈴木光来選手は転倒してしまいましたが、身体のダメージはなくレース2も走れるので、気持ちを切り替えて、2人でシングルフィニッシュを目指します。レース1でのHonda勢トップは野左根選手なので、そこに届くようにバトルがしたいです。もてぎはチームの地元なので、いい結果を残せるよう全力で挑みます。
JSB1000 決勝レース1リザルト
Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Gap |
|---|---|---|---|---|---|
1 | 浦本 修充 | 31 | AutoRace Ube Racing Team | BMW | 27'24.887 |
2 | 中須賀 克行 | 2 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM | Yamaha | +6.582 |
3 | 津田 拓也 | 7 | Team SUZUKI CN CHALLENGE | SUZUKI | +13.027 |
4 | 水野 涼 | 3 | DUCATI Team KAGAYAMA | Ducati | +14.706 |
5 | 野左根 航汰 | 4 | Astemo Pro Honda SI Racing | Honda | +17.020 |
6 | 岩田 悟 | 8 | Team ATJ | Honda | +21.830 |
7 | 伊藤 和輝 | 9 | Honda Dream RT 桜井ホンダ | Honda | +28.174 |
12 | 長島 哲太 | 10 | DUNLOP Racing Team with YAHAGI | Honda | +1'01.313 |
15 | 須貝 義行 | 33 | TEAM SUGAI RACING JAPAN | Honda | +1'22.283 |
16 | 杉山 優輝 | 17 | Honda Suzuka Racing Team | Honda | +3 Laps |
- | 鈴木 光来 | 30 | Team ATJ | Honda | - |
- | 名越 哲平 | 6 | SDG Team HARC-PRO. Honda | Honda | - |











