JSB1000 決勝レース1
JSB1000 2024
Round 8

野左根が決勝レース1を4位で終える

jp 鈴鹿サーキット

10月26日(土)、全日本ロードレース選手権(JRR)の最終戦となる第8戦のJSB1000クラス決勝レース1が、鈴鹿サーキット(三重県)で開催されました。今大会の同クラスは、土日の2日間で計2レースが行われます。予選のベストタイムが決勝レース1のグリッド、セカンドベストタイムが決勝レース2のグリッドとなります。

野左根が決勝レース1を4位で終える

土曜日は雨予報でしたが、幸いにも曇り空でドライコンディションとなりました。

午前中に行われた予選では、激しいタイムアタック合戦が繰り広げられました。3番手に野左根航汰(Astemo Honda Dream SI Racing)、4番手に岩田悟(Team ATJ)が食い込み2分4秒台をマーク。7番手に高橋巧(日本郵便 Honda Dream TP)、8番手にスポット参戦の日浦大治朗(Honda Dream RT 桜井ホンダ)、9番手に長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)がつけて、ここまでが2分5秒台でした。10番手の伊藤和輝(Honda Dream RT 桜井ホンダ)、13番手の名越哲平(SDG Honda Racing)は2分6秒台となりました。

13時30分から行われた決勝レース1では、岡本裕生(ヤマハ)がホールショットを奪い、それを野左根、中須賀克行(ヤマハ)が追います。野左根がシケインで岡本を捕らえてトップに浮上し、オープニングラップを制します。その後ろに岡本、水野涼(ドゥカティ)、中須賀、岩田、長島が続きます。

2周目には岡本が前に出て、野左根、水野の順にポジションが変わりました。3周目には中須賀が2番手に浮上して岡本を追います。4周目には岡本、中須賀、水野、野左根が集団を抜け出し、このトップ集団を岩田が追います。4台のトップ集団は2分5秒台を記録するハイペースな攻防を繰り広げ、岩田は単独5番手となりました。

7周目、6番手の高橋を伊藤が追う展開となります。9周目には名越と日浦の10番手争いが激化し、日浦が名越を捕らえました。

11周目には中須賀が岡本を追い抜きトップに浮上。背後に水野がつけ、トップ争いは3台へと絞られました。そこへ加わろうと力走する野左根が4番手、その後方に岩田、高橋、伊藤、日浦、名越が続きます。

最終ラップの攻防の末、野左根は4位でフィニッシュ。5位に岩田、6位高橋、7位伊藤、9位名越、10位日浦、11位長島となりました。清成龍一(TOHO Racing)は13位でチェッカーを受けました。


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野左根 航汰
野左根 航汰 32
Astemo Honda Dream SI Racing
スタートがよく自信もありました。最終的には4位となりましたが、これまでのレースとは違い、序盤だけでなく中盤過ぎの10周目までトップ争いをすることができたので進化を感じています。現状でできる限りのことをして戦いに挑みました。明日の決勝レース2では、トップとの差を縮めることができるように努めます。

岩田 悟
岩田 悟 10
Team ATJ
予選は2分4秒台に入ることが目標でした。そこを設定タイムとしてトライしたからこその結果だと思います。自信を持って挑んで、それがはまったと思っています。決勝は、いつも通りのスタートとはならなかったのですが、気持ちを切り替えて野左根選手をマークして走りました。そこで気が付いたことをしっかりと考えてレース2に活かしたいと思います。

高橋 巧
高橋 巧 33
日本郵便 Honda Dream TP
シーズン序盤から、気持ちよく乗れるマシンを目指して試行錯誤してきましたが、思うように進めることができずに最終戦を迎えました。レース中にライディングをアジャストしていき後半にポジションを上げるというやり方なので、周回数が多い方が自分にとってはいいのですが、決勝レース1は14周、決勝レース2は16周と短い戦いです。スケジュールが出るのが遅く、多い周回数に合わせて準備をしてきたので調整が難しかった部分があります。決勝レース2が今季最後のレースとなるので、今日のデータを基に調整して前進できるようにトライします。

JSB1000 決勝レース1リザルト

Pos.

Rider

Num.

チーム

Constr.

Time/Gap

1

水野 涼

3

DUCATI Team KAGAYAMA

Ducati

29'22.760

2

岡本 裕生

2

YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2

Yamaha

29'23.180

3

中須賀 克行

1

YAMAHA FACTORY RACING TEAM

Yamaha

29'23.204

4

野左根 航汰

32

Astemo Honda Dream SI Racing

Honda

29'29.455

5

岩田 悟

10

Team ATJ

Honda

29'34.670

6

高橋 巧

33

日本郵便 Honda Dream TP

Honda

29'36.178

7

伊藤 和輝

9

Honda Dream RT 桜井ホンダ

Honda

29'41.564

9

名越 哲平

4

SDG Honda Racing

Honda

29'43.968

10

日浦 大治朗

20

Honda Dream RT 桜井ホンダ

Honda

29'44.430

11

長島 哲太

30

DUNLOP Racing Team with YAHAGI

Honda

29'50.874

13

清成 龍一

7

TOHO Racing

Honda

29'56.099

15

亀井 雄大

5

TEAM AGRAS with NOJIMA.NFT

Honda

30'09.774

16

杉山 優輝

17

Honda Suzuka Racing Team

Honda

30'09.978

17

秋吉 耕佑

11

MurayamaUnso.Team AKIYOSHI

Honda

30'20.169


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