野左根が4位フィニッシュ
岡山国際サーキット9月29日(日)、全日本ロードレース選手権(JRR)第7戦のJSB1000クラス決勝が岡山国際サーキット(岡山県)で開催されました。28日(土)に行われたノックアウト方式の予選はQ1で参戦ライダー全員が参加してのタイムアタック。上位15人が予選Q2に参加し、決勝の上位グリッドはQ2の順位で、それ以下はQ1の順位が適用されました。フロントロー獲得の上位3台はコースレコードを更新する1分29秒台をマークし、3番手に野左根航汰(Astemo Honda Dream SI Racing)が入りました。5番手の伊藤和輝(Honda Dream RT 桜井ホンダ)は、1分30秒台を記録しました。
決勝はスタート直後の第1コーナーを2番手で野左根がクリア。5番手岩田悟(Team ATJ)、7番手伊藤、以下、名越哲平(SDG Honda Racing) 、長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)、高橋巧(日本郵便 Honda Dream TP)、清成龍一(TOHO Racing)と続きます。
オープニングラップは岡本裕生(ヤマハ)に先行され2番手だった野左根が、2周目のヘアピンで首位を奪いますが、3周目には再び2番手に。5番手岩田、6番手伊藤、8番手長島、以下は名越、高橋、清成の順です。トップが序盤から逃げ、野左根は2番手争いを繰り広げました。その後方で、岩田、伊藤、長島、名越らの5番手争いが激しくなり、さらにその後方には高橋、清成が続きます。
4周目には野左根が3番手となり、5番手争いは岩田、伊藤ら3選手で争われました。7周目に伊藤が5番手に浮上しますが、転倒者が出たことで車両回収とオイル処理のため赤旗が提示され、レースが中断となります。
第2レースは15周で争われることが決まり、6周目の通過順位でレースを再開。3番手野左根、5番手岩田、6番手伊藤、7番手名越、以下長島、高橋、清成の順でグリッドに並びました。
第1コーナーで野左根がライバルのアウトにつけて好スタートを決めます。オープニングラップは2番手野左根、5番手岩田、7番手長島。以下に伊藤、名越、高橋、清成が続きます。
トップ争いは野左根を含む3選手。5番手争いの岩田、長島、伊藤、名越らを、清成が追います。3周目には6番手岩田、以下長島、伊藤、名越、高橋と順位が変わります。
7周目、野左根は4番手に落ちますが前を行く中須賀克行(ヤマハ)の背後につけバトルを繰り広げます。
津田拓也(スズキ)と岩田が5番手争い、7番手争いは名越、伊藤、高橋、長島となり、ここから名越、伊藤、高橋が抜け3台で争います。
13周目に野左根は4番手での走行となり、6番手岩田は単独走行、7番手は名越、伊藤、高橋の争いが続きました。
15周目の戦いを終えて4位野左根、6位岩田、7位争いは伊藤が制しました。名越は8位、9位高橋、10位に長島が入りました。清成は12位でチェッカーを受けました。
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表彰台獲得のチャンスが大きいレースだったと思うので残念ですし悔しいですが、全力で挑んだ結果です。中須賀選手が追いついてくるのは想定内で、その争いに勝ちたいと思っていたのですが、前に出られなかったことが課題です。最終戦まで約1カ月あるので、その時間を使ってチームと相談してマシンも自分自身もアップデートして、いい戦いがしたいと思います。
表彰台獲得のチャンスが大きいレースだったと思うので残念ですし悔しいですが、全力で挑んだ結果です。中須賀選手が追いついてくるのは想定内で、その争いに勝ちたいと思っていたのですが、前に出られなかったことが課題です。最終戦まで約1カ月あるので、その時間を使ってチームと相談してマシンも自分自身もアップデートして、いい戦いがしたいと思います。
赤旗前も後も、スタートはうまく決まったのですが、長島選手のハードなブレ―キングとタイヤの違いで、パスするのに時間がかかりました。リズムも違うことから、前に出るのも難しい状況でした。それでも、レースウイーク中にトラブルが出るなど課題もありながら、チームとしてもライダーとしてもベストな結果を残せたと思います。目指しているのは、もっと上位なので、野左根選手に届くポジションで勝負ができるように課題をクリアしていきたいです。
赤旗前も後も、スタートはうまく決まったのですが、長島選手のハードなブレ―キングとタイヤの違いで、パスするのに時間がかかりました。リズムも違うことから、前に出るのも難しい状況でした。それでも、レースウイーク中にトラブルが出るなど課題もありながら、チームとしてもライダーとしてもベストな結果を残せたと思います。目指しているのは、もっと上位なので、野左根選手に届くポジションで勝負ができるように課題をクリアしていきたいです。
赤旗前は、スタートの出遅れから4番手まで追い上げることができました。第2レースは長島選手にパスされてから、うまく前を追いかけることができずにふがいない結果で終わりました。スタートから上位につけないと、追いつくまでにトップ争いから離れてしまいます。予選ではいいタイムを記録できていたので、それを維持しスタートからトップ争いに加わることが大事だと感じました。最終戦では、その課題に取り組み上位でフィニッシュしたいです。
赤旗前は、スタートの出遅れから4番手まで追い上げることができました。第2レースは長島選手にパスされてから、うまく前を追いかけることができずにふがいない結果で終わりました。スタートから上位につけないと、追いつくまでにトップ争いから離れてしまいます。予選ではいいタイムを記録できていたので、それを維持しスタートからトップ争いに加わることが大事だと感じました。最終戦では、その課題に取り組み上位でフィニッシュしたいです。
JSB1000 決勝レースリザルト
Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Total Time |
|---|---|---|---|---|---|
1 | 岡本 裕生 | 2 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2 | Yamaha | 22'42.598 |
2 | 水野 涼 | 3 | DUCATI Team KAGAYAMA | Ducati | 22'45.165 |
3 | 中須賀 克行 | 1 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM | Yamaha | 22'48.445 |
4 | 野左根 航汰 | 32 | Astemo Honda Dream SI Racing | Honda | 22'50.797 |
5 | 津田 拓也 | 6 | AutoRace Ube Racing Team | Suzuki | 23'05.367 |
6 | 岩田 悟 | 10 | Team ATJ | Honda | 23'08.607 |
7 | 伊藤 和輝 | 9 | Honda Dream RT 桜井ホンダ | Honda | 23'10.515 |
8 | 名越 哲平 | 4 | SDG Honda Racing | Honda | 23'10.866 |
9 | 高橋 巧 | 33 | 日本郵便 Honda Dream TP | Honda | 23'11.026 |
10 | 長島 哲太 | 30 | DUNLOP Racing Team with YAHAGI | Honda | 23'18.643 |
12 | 清成 龍一 | 7 | TOHO Racing | Honda | 23'25.197 |
16 | 長谷川 聖 | 46 | MurayamaUnso.Team AKIYOSHI | Honda | 23'53.130 |
18 | 須貝 義行 | 29 | TEAM SUGAI RACING JAPAN | Honda | 24'16.889 |
21 | 杉山 優輝 | 17 | Honda Suzuka Racing Team | Honda | 14'16.113 |
JSB1000 ポイントランキング
Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Pts |
|---|---|---|---|---|---|
1 | 中須賀 克行 | 1 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM | Yamaha | 192 |
2 | 岡本 裕生 | 2 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2 | Yamaha | 188 |
3 | 水野 涼 | 3 | DUCATI Team KAGAYAMA | Ducati | 153 |
4 | 野左根 航汰 | 32 | Astemo Honda Dream SI Racing | Honda | 111 |
5 | 高橋 巧 | 33 | 日本郵便 Honda Dream TP | Honda | 92 |
6 | 津田 拓也 | 6 | AutoRace Ube Racing Team | Suzuki | 88 |
7 | 岩田 悟 | 10 | Team ATJ | Honda | 67 |
8 | 名越 哲平 | 4 | SDG Honda Racing | Honda | 67 |
9 | 伊藤 和輝 | 9 | Honda Dream RT 桜井ホンダ | Honda | 64 |
10 | 長島 哲太 | 30 | DUNLOP Racing Team with YAHAGI | Honda | 60 |
13 | 清成 龍一 | 7 | TOHO Racing | Honda | 24 |
15 | 杉山 優輝 | 17 | Honda Suzuka Racing Team | Honda | 12 |
17 | 秋吉 耕佑 | 11 | MurayamaUnso.Team AKIYOSHI | Honda | 9 |
18 | 亀井 雄大 | 5 | Honda Suzuka Racing Team | Honda | 8 |
19 | 日浦 大治朗 | 20 | Honda Dream RT 桜井ホンダ | Honda | 7 |
20 | 榎戸 育寛 | 40 | TOHO Racing | Honda | 6 |
24 | 渡辺 一馬 | 36 | Astemo Honda Dream SI Racing | Honda | 3 |
