高橋が今季初表彰台を獲得
9月8日(日)、全日本ロードレース選手権(JRR)第6戦のJSB1000クラス決勝レース2がオートポリス(大分県)で開催されました。予選のセカンドベストタイムがレース2のグリッドとなります。
予選では野左根航汰(Astemo Honda Dream SI Racing)が3番手タイムで決勝レース2のフロントローを獲得。高橋巧(日本郵便 Honda Dream TP)は5番手、名越哲平(SDG Honda Racing)が6番手、長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)は7番手につけました。9番手に岩田悟(Team ATJ)、10番手は伊藤和輝(Honda Dream RT 桜井ホンダ)となります。
レース2のスタートは、野左根が3番手で第1コーナーをクリア。野左根は2番手の岡本裕生(ヤマハ)に果敢に襲いかかります。オープニングラップは3番手野左根、5番手名越、6番手岩田、7番手長島、8番手高橋と続きます。
2周目には岡本を捕らえて野左根が2番手に浮上。3周目の第1コーナーでは3番手にポジションを落としますが、野左根、名越、岩田ら6選手がトップ集団を形成します。4周目に名越が野左根を捕らえて3番手に浮上し、ポジションが変わります。
5周目に上位2台が逃げ始め、3番手争いを名越、野左根、岩田ら4人が繰り広げます。
7周目の第1コーナーで水野涼(ドゥカティ)が転倒して、3番手争いは名越、野左根、岩田の3台となります。8周目には高橋が6番手に浮上し、高橋を追って長島、伊藤らが続きました。
10周目に野左根が名越をオーバーテイクし3番手を奪いますが、11周目の第1コーナーでは名越が前に出る展開で、2人は激しい争いを繰り広げました。その後方では岩田との差を高橋が詰めていきます。
12周目に野左根が名越から3番手を奪い、高橋は岩田を捕らえて5番手に浮上。高橋はベストラップを刻み、14周目には3番手争いの2人に追いつきました。名越は野左根を抜いて3番手となりますが、僅差で野左根、高橋とのバトルとなります。
追い上げる高橋は、16周目に野左根、名越を次々にオーバーテイクし、3番手に浮上します。最終ラップの日立Astemoコーナーで転倒した名越は、大きく順位を落としました。
高橋は今季初表彰台となる3位を獲得しました。4位に野左根、5位に岩田、6位に長島、8位に伊藤。再スタートした名越は16位でチェッカーを受けました。
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JSB1000 決勝レース2リザルト
Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Total Time |
---|---|---|---|---|---|
1 | 岡本 裕生 | 2 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2 | Yamaha | 32'41.997 |
2 | 中須賀 克行 | 1 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM | Yamaha | 32'46.463 |
3 | 高橋 巧 | 33 | 日本郵便 Honda Dream TP | Honda | 32'57.328 |
4 | 野左根 航汰 | 32 | Astemo Honda Dream SI Racing | Honda | 32'58.975 |
5 | 岩田 悟 | 10 | Team ATJ | Honda | 33'06.954 |
6 | 津田 拓也 | 6 | AutoRace Ube Racing Team | Suzuki | 33'09.553 |
7 | 長島 哲太 | 30 | DUNLOP Racing Team with YAHAGI | Honda | 33'18.435 |
8 | 伊藤 和輝 | 9 | Honda Dream RT 桜井ホンダ | Honda | 33'18.448 |
12 | 清成 龍一 | 7 | TOHO Racing | Honda | 33'37.730 |
13 | 杉山 優輝 | 17 | Honda Suzuka Racing Team | Honda | 33'46.167 |
16 | 名越 哲平 | 4 | SDG Honda Racing | Honda | 33'50.743 |
- | 須貝 義行 | 29 | TEAM SUGAI RACING JAPAN | Honda | 23'50.431 |