決勝レース1は野左根が4位でフィニッシュ
9月7日(土)、全日本ロードレース選手権(JRR)第6戦のJSB1000クラス決勝レース1がオートポリス(大分県)で開催されました。同クラスはこの週末、2レース開催です。予選のベストタイムが決勝レース1のグリッド、セカンドベストタイムが決勝レース2のグリッドとなります。
同日に行われた予選では3番手に野左根航汰(Astemo Honda Dream SI Racing)、4番手に名越哲平(SDG Honda Racing)、6番手に高橋巧(日本郵便 Honda Dream TP)、7番手に長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)、8番手に岩田悟(Team ATJ)、10番手に伊藤和輝(Honda Dream RT 桜井ホンダ)がつけました。
決勝レース1は14時20分にスタート。ホールショットは中須賀克行(ヤマハ)、2番手は岡本裕生(ヤマハ)となり、その後に野左根、岩田が続きました。オープニングラップでは野左根が岡本を捕らえて2番手に浮上します。3周目には野左根がトップに浮上しますが、野左根にジャンプスタートが提示されてしまいます。
レースはその後、トップの野左根を追うかたちで4番手に名越、6番手長島、7番手岩田、8番手高橋、9番手伊藤が続きます。
5周目に野左根はペナルティーを消化するためにピットロードに入り、後方から追い上げを開始します。
6周目では水野と名越が3番手争いを繰り広げ、5番手争いは高橋、岩田となり、それを伊藤が追いました。
8周目の第13コーナーで長島が転倒し、赤旗が提示されます。レースは7周目の通過順位でグリッドが決まり、8周でレースが再開されることになりました。グリッドは中須賀、岡本、水野、名越、高橋、岩田、伊藤の順となり、野左根は16番グリッドからのスタートとなりました。
オープニングラップは、中須賀、岡本、水野、名越の順で、続く5番手に驚異的な追い上げをみせた野左根が浮上します。以下、高橋、岩田、伊藤と続きました。野左根が名越をかわして4番手となり、2周目は中須賀、岡本、水野、野左根、名越、高橋、伊藤と順位が変わります。
4周目では4番手野左根に続き、名越、高橋が5番手争いを繰り広げ、高橋が名越を捕らえて先行します。その後は4番手野左根、5番手高橋、6番手名越、7番手伊藤の順に周回を重ねました。
最終的にこの順番のままチェッカーを受け、4位野左根、5位高橋、6位名越、7位伊藤となりました。岩田は9位でフィニッシュしました。
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JSB1000 決勝レース1リザルト
Pos. | Rider | Num. | チーム | Constr. | Time/Gap |
---|---|---|---|---|---|
1 | 岡本 裕生 | 2 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2 | Yamaha | 27'12.498 |
2 | 中須賀 克行 | 1 | YAMAHA FACTORY RACING TEAM | Yamaha | 27'16.188 |
3 | 水野 涼 | 3 | DUCATI Team KAGAYAMA | Ducati | 27'19.813 |
4 | 野左根 航汰 | 32 | Astemo Honda Dream SI Racing | Honda | 27'50.551 |
5 | 高橋 巧 | 33 | 日本郵便 Honda Dream TP | Honda | 27'35.134 |
6 | 名越 哲平 | 4 | SDG Honda Racing | Honda | 27'28.890 |
7 | 伊藤 和輝 | 9 | Honda Dream RT 桜井ホンダ | Honda | 27'37.768 |
9 | 岩田 悟 | 10 | Team ATJ | Honda | 27'41.374 |
13 | 杉山 優輝 | 17 | Honda Suzuka Racing Team | Honda | 28'05.978 |
17 | 清成 龍一 | 7 | TOHO Racing | Honda | 28'39.602 |
19 | 須貝 義行 | 29 | TEAM SUGAI RACING JAPAN | Honda | 28'56.566 |
- | 長島 哲太 | 30 | DUNLOP Racing Team with YAHAGI | Honda | 11'03.943 |